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道路の穴と、ふるさと納税の上滑りと社会の行く末と

下水管破損による道路の穴の事件から1週間以上経っても解決せず、周辺自治体は水を使わないようにと指示されていると報道される。
住民は上下水道料金を払っている。
税金も払っている。
下水道料金は私の住んでいる自治体の場合、上水道料金よりもかなり高い。下水道の保守点検費用も入っていると考えて暮らしている。下水道が整備されているから流せることを大前提に、底の浅い水洗トイレを使っている。
水が使えなくて、飲食店や食品販売店はどうしているだろう。病院はじめ、保険衛生関係の仕事はどうなっているだろう。
手洗い・洗濯どころではない状態で、国をあげての感染症対策に血道をあげることもできまい。被災地じゃないか。

下水道ではなくて、合併浄化槽の方が良いのかな?

ふるさと納税がもてはやされている昨今。返礼品に目移りしながら、住んだこともない自治体を含めて納税地を選んでいる場合か?今居住している自治体に納税しないでどうするのか。
私は、ふるさと納税をしたことはないが、そのことでやや気がとがめている町がひとつだけある。7歳から15歳:小学校2年生から義務教育修了まで暮らした町には、ふるさと納税をすべきかもしれない。おカネないけど。高校からは越境したから、私は町を出て、そのままほとんど帰っていない。返礼品は要らない。ふるさと納税というよりは、すべきなのは寄付だな。今住んでいる自治体に納税したうえで、義務教育の間町のお金や資源を注ぎ込んで私を育ててくれた山あいの過疎の町。あの頃、町には、子どもを育てる懐の深さがあった。 過疎の町は、進学先も就職先も乏しいから、若者は都市部へと出ていく。母なる町は、子どもに持てるものを注ぎ込んで育てて、育て上げた若者を都会に取られる。 地方交付税で大都市圏に恩を着せられるいわれはないんだよ。財産を注ぎ込んで育てたうちの町の子どもやっただろ。結納金みたいなもんだ。地方交付税くらい気持ちよく寄越せよ。
ふるさと納税を、返礼品めあてに選ぶ風潮を、『そこまで言って委員会NP』だったかな、「カタログショッピング」と、うまく評してた出演者がいたな。
返礼品なんか要らないよ。気を使わなくていいよ。そこに住んでなくて行政サービスの見返りがなくたって、わかってやってるんだよ。その『ふるさと』が発展してくれたらそれでいいんだよ。

4年連続過去最高の税収、だったか?
なんたるお粗末ぶりだ。道路陥没。
富裕層が儲ける気をなくして日本を出ていく?だから機嫌をとるために累進課税はほどほどに、在職老齢年金の制度は縮小し(支給停止額部分は繰り下げしても増えないというのを、受け取らずに寝かしておいたら増えるようにすれば、在職老齢年金制度自体をを廃止にまでしなくて良いんじゃね?ダメか?59歳以下の寡婦・寡夫の遺族厚生年金を5年有期にするようなお先真っ暗な制度導入しなくてもさ。逃げようのない貧しい庶民からはその弱みに乗じてふんだくるような分断じゃなくてさ………。


それにしてもだ国会。
道路の穴に隠れて、今一体何を決めている?

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マンネンロウ
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