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[HJ] Esquire Korea 6月号 インタビュー Part.2
早速に、Part 2 お待たせいたしました
私はアクセル踏んだら行けるとこまで行かなきゃいけない、じゃないとまた面倒くささに襲われて先延ばしするという性質を持っているので速攻訳しました
Part 2ではひょんちゃん(普段はヒョンジンをひょんちゃんとかヒョンとかファンとかベイビーとか好き勝手呼んでいます)が絵についても語っているらしい、これは私としては見逃せない
さあ、さっさと訳してみよう
Part 2. Stray Kids ヒョンジンがダンス、作詞作曲、執筆、絵に抱く思い
Q:ヒョンジンの特技はダンスじゃないですか。練習生生活を始める前まではダンスを踊ったこともなかったというエピソードが有名ですよね。
A:僕が練習生の頃から思っていたことなんですけど、ただ同じ動作を何度も繰り返してみると何とかなると思うんです。もちろんリズムやグルーヴにどうやって乗ったらよいかだったり、そういう部分は別で努力しなきゃいけないと思いますけどね。僕もそういうところを一人で沢山勉強したんですけど、振付を覚えるのはただ繰り返していたらできるようになりました。
Q:でも、そうしてやみくもに練習するにはダンスは「努力」と「無理」の区分が難しい分野でもあるじゃないですか。努力するにあたっては、怪我の危険性やコンディションの管理も付き物だったりしますし。
A:僕はそういうものは全て言い訳だと考えていたんです。動画で確認したら自分でも分かるじゃないですか。「お前、これは本当にできる限りの努力をしたとは言えないよな」というような動画は、その程度の出来だと見て分かります。自分で考えても少し無理して準備したな、という動画は僕自身も良い出来栄えだと思えますし。それを分かっているので、体の具合が少し良くなかろうが何だろうが関係なく、狂ったように繰り返し踊りました。「僕がこれだけやったんだから分かってくれ」とかではなく、そのくらいすることで自分自身が後からストレスを感じることもないですし。「辛くてこれ以上は無理だ」「僕が何でここまでしなきゃいけないんだ」という風に思ったことは多分今まで一度もないですね。
Q:ダンスというものを一度も踊ったことがなかった人がひたすら努力して一流のダンサーになるというのが可能なんだろうかと思ったりもします。ヒョンジンさんはYouTubeチャンネル 'Studio Choom'の'Artist of the Month'でソロパフォーマンスを披露できるほどのダンサーになりましたからね。
A:うーん…そうですね?(笑)
Q:(笑)結論、私が聞きたいのはこれだと思います。「今のヒョンジンは自身のダンスが、ひとえに努力の賜物だと思うのか、もしくは幼少期に踊ってみたことがなくて分からなかっただけで、生まれ持った部分があると思うのか?」
A:正直、僕は分からないです。生まれ持った部分があるかもしれないですよね。でも、それをそういう風に話す必要があるかなとも思ったりします。以前は、自分の努力を分かってもらいたかったこともありました。努力をまともに認めてもらえないと悔しかったりもしましたし。でも今は、僕がどれだけ努力したとしても、誰かが僕に対して「生まれ持ったんだ」と言うなら、そうなのかもなと感じます。本当に生まれ持ったものかもしれないとも思えるし、どんなフィードバックも受け止められるようになったんだと感じています。
Q:それがどこからもたらされたのかは二次的な問題で、何を見せられるのかが、より重要になったんですね。
A:僕が「自分のスタイル」を早く探し当てた方ではあると思います。自分の色を僕が企画して、僕が構成する努力を沢山してきたからか、どう踊れば自分が輝けるのかを比較的早く気付けたというか。僕のダンスに対しての称賛の内容を見てみても、僕だけの色が濃く滲み出ているという評価が多いんです。すごく、すごくありがたい言葉ですね。
Q:作詞、作曲にも関心が高いそうですね。自然と関心を持つようになったんでしょうか、それとも「オールラウンダーなアーティスト」になるための努力に近いのでしょうか?
A:自然に関心を抱きました。僕のストーリーを人々に届けられる方法の一つとして作詞・作曲を始めたので。実は、僕は何かを作ったり表現するのがとても好きなんです。絵を描いたり、文章を書いたり、メロディーを作ったりすることは、僕にとって取り立てて大層なことではなくて、当たり前なことなんです。だから、曲作りにも自然に取りかかりました。これまでの3,4年で作り溜めている曲がかなりあるので、機会あればファンたちに聴かせてあげたいと思っています。
Q:そうやって日頃から多様な媒体を用いて創作するのは個人の生き方という次元でも役に立ちそうですね。私が感銘を受けた言葉の中にグレアム・グリーンという作家のこんな表現があるんです、「時折、私は文を書いたり、作曲をしたり、絵を描いたりしない人たちがどうやって人間特有の狂気とメランコリー、突然にやってくる恐怖から抜け出せるのか疑問に思う。」
A:そうですよね。僕も文章の場合、誰にも見せることなく一人で綴る文章は少し雰囲気が違います。ふとやってくる渇望だったり、自身に対する嫌気だったり、自分の中の苦悩や不安を執筆を通して解きほぐすんです。でも、そういうものをもう少し正確に表現して良い文章を作り出してみると、変化が生まれたりもするんですよ。自然と少し解消されたりもするし、自分という人間自体がポジティブに変わるような気もするし。そうして綴ったものたちが次の制作に取り組むインスピレーションになったりもしますね。
Q:特に絵を描くときのインスピレーションになりそうですね。自身の内面を直視するという点で。
A:最近は段々と抽象画への関心が高まっています。抽象的な表現が得意というわけではないんですけど。諸々は差し置いて、僕だけの色味で抽象画を描いてみたいという気持ちになるんです。怖気付いてしまうというのもあるし、抽象的な作品を上手く作り出すには構成のスキルも秀でていないといけないと思っていて、今も構成段階の作業をたくさんしてはいるんですけど…まだ分からないですね。未だに僕の中での具象画と抽象画の争いにピリオドを打てていないみたいです(笑)。
Q:何事も気兼ねなく見せているように思っていたのですが、ヒョンジンさんも何かを始めるという時にためらうこともあるんですね。
A:それはそうです。ともかく、僕の職業は人々から評価される仕事じゃないですか。だからなのか、新しく何かを発信するというのがそう簡単ではないんです。vlogで普段の自分自身をさらけ出すことは容易いですよ。そういう動画に良くない反応があったとしても、どうしようもないじゃないですか。僕が何かをやり遂げられなかったわけでもないし、それは僕自身なんだから。だけど、絵画というジャンルはそうはいかないんです。基準が明らかにあって、評論家が存在する分野じゃないですか。だから僕も打ち勝とうと努力していますが、まずは怖気付いてしまいますね。
Q:気持ちが深まるにつれて、臆病になってしまうこともありますよね。
A:そうなんです。もう僕には絵が趣味というより…僕は絵をすごく、すごく愛しているんです。真剣に向き合うようになったからか、その一歩一歩が容易ではないというのはその通りだと思います。だからといって、立ち止まってしまうのではなく、僕ができることを考えて幅広く、僕が表現したいテーマについて長きに渡って悩み続けています。
Q:絵画制作とミュージシャン活動が取り交わす影響もありますか?
A:とりあえずは完全に区別してはいます。その二つの創作は感情的に全く違うので。そして僕がどれだけ絵を愛していても、僕の職業は歌手だから、その仕事に少しでも悪影響を及したらいけないんだという強迫観念があるんです。絶対的に歌手活動にまずは集中しようとしてます。ただ、こうして区別していても絵を描きながら過ごす時間が僕に良い影響を及ぼしてくれるというのは明らかにあります。忙しい現代人として生活しながらも、静かにゆっくりとした一日を過ごしてみると、また充電されますからね。
Q:正直なところ、今日のインタビューに際して、ヒョンジンさんがワールドツアーと3集のアルバム公開の合間にあるので、疲れていたり、緊張しているんじゃないかと少し心配だったんですよ。お話を聞けば聞くほど、心強い感じがしますが?
A:STAY(Stray Kids のファンダム名)のサポートを直接、感じてきましたから。Stray KidsというチームとSTAY、その全てが僕の中でどんどん大きくなっている感じがしています。STAYが僕たちをたくさん助けてくれて、パワーをくれて、愛してくれているというのをより一層強く感じるし、だからチームに対するプライドもますます高まっているんです。
Q:Stray Kidsの今後の歩みでは、何に期待したら良いですか?
A:カムバックを迎える度にお話しているんですけど、「この子たちは今回は何を掲げてくるんだ」という、そんな期待を持ってもらえたら嬉しいです。そういう期待をしてくださるので、僕たちも毎回新しいことに挑戦するし、あとは他の人たちがやってないことを常に試し続けてきたことで、徐々に面白さが増してきてると思います。今回の新曲も「わあ、こんな不思議で新しい音楽を用意したのか」と感じていただけるように準備していて、何一ついい加減なところはないと確信できます。今回のアルバムだけでなく、これからも僕たちを応援してくれるファンたちのために、また僕たちの成功のために、誰が何と言おうとやりたいことをやり尽くすチームになります。
Q:ハハハ、最後のひねりが良いですね。「やりたいことをやり尽くす。」
A:正直、まだ僕たちが誰が何と言おうと自分たちが良ければ満足できるチームだとは言えないです。だけど、とにかくそういう考え方をしようと努力して様々な試みをしてみる中で、こういう話ができるくらいにはなったじゃないですか。完璧なファッションアイテムを備えたわけではないけれど、ある程度生活できるくらいの洋服は着られるようになった、みたいな感じですね。だからこれからも僕たちができる最善の努力はそういうところだと思っています。やりたいことがあるなら、忠実に全てやってみること。
3時くらいの時計を見ていて、おっと、この調子なら3:20の현진시に合わせて公開できるんじゃ、なんて思っていたらいつの間にか3時半過ぎていた
訳しながら、何度か涙ぐみました
なんて逞しくしなやかなで魅力的な人なんだろう
あとは、想定していたよりも絵についての言及が多かったし、書き物に関しても話しているし、またこうして私のモチベを上げてくれる君は本当に愛すべき存在だなあ、と
ヒョンジンの絵画制作に対する見解について、美術家を支えるための職業を目指しながら超超超未熟だけど、そういう学問を専攻する私としては、また時間があるときにnoteにさらっと文を書きたいなと思ったり
とにかく、訳しながら軽く3億2千万回くらい惚れ直した
ヒョンジンさんのおかげでカムバがすごく楽しみです
(大学の期末試験と活動だだ被りだけど、まあそこは私が이겨낸다)
ヒョンジンについて語り出すと止まらないので、自制して今回はこのくらいにしておきます。
カンヌでのヒョンジンちゃんを楽しみに眠りにつきます
– manna –