HSPとHSCについて知った
HSPとは
最近目にして気になっていたHSPの話をクラブハウスで聴くことができた。
HSP:highly sensitive person、過敏症、感情や感覚が人一倍敏感な特性を持っている。
HSCは、過敏症の子どものこと。childだ。
5人に1人は、HSPだと言われているが、過敏に感じる部分は人それぞれ。
だから、同じようでいて、同じではない。
人は皆違うのは、当たり前だが、その違いが人一倍過敏だとすると、本人も周りも注意深く暮らさなければならない。
HSPチェックリスト
自己診断シートというのがある。
光や音への反応、人の感情に引きずられてしまう程度、等々。
「神経質」という言い方が多いらしい。
周りの人の怒りの感情に敏感に反応してしまうとか、
音と匂い(聴覚)(嗅覚)や触覚に敏感な人も多い。
服のゴワゴワが苦手、というタイプもいる。
赤ちゃんの頃から、癇癪がひどい、チャイルドシートだめ、食事の時に2種類以上の食べ物が口の中で混ざるのを嫌う、等々のほかに、集中力がある。
保育園から帰らず、砂場遊びに集中して遊ぶ1時間、
砂場で遊ぶ、場面の切り替えが苦手
言葉を深く気にするタイプもいる。
皆と同じことができないとか。
そういう様々な特性を持っているHSP。
隠れHPS
診断されると、HSPではないが、どうもこの症状、自分もHSPだったのではないか?と思う人も多いのではないだろうか。
それを隠れHSPとしよう。
誰でも持っている過敏のツボ。これを自分でわかっているだけでも、随分楽になる。自分で自分の取り扱い説明書を知ることだ。
私も、小さい頃から言葉を言葉通りに受け止めて、戸惑うことが多かった。
「よく噛んで食べなさい」と言われたので、1時間も肉を噛んでいた子どもだった。「噛め」とは言われたが「呑み込め」とは言われなかったので、呑み込まずにずっと、噛んでいたからだ。
そう、生きづらかった。ずっと。
今でも。
人の気持ちや本音を敏感にわかってしまうことで、苦しい思いをしてきた。
余計なひと言で人の心のテンションを下げてしまった時、自分が一番へこむ。
それらとどう付き合い、どう生かしていくか。
何ができないか、ではなく、何が得意か、何が好きか
特性は変わらない。
でも、どう生かすかは、工夫できる。
できないことを頑張ってできるようになる、努力の時代は終わった。
楽しいと努力は努力ではなくなる。
得意なこと、好きなことなら、それができる。
物事にこだわる特性は、集中できるという側面を生かすことができる。
飽きっぽい特性は、好奇心旺盛、ともいえる。
言い換えていく作業。捉え直していく作業。
それで世界は変わっていく。
HSPも特性の一つだ。
その特性をもって、何をどう生かすのか。
その答えを探す近道は「好きなことをする」「得意なことを伸ばす」
それは、HSPに限らず、誰でもできる自分の活かし方。