見出し画像

これで決まる幸せの量と質!?

何かを手に入れる時、先ず、あなたは何をしますか?

買えるだけのお金を稼ぐ、とか、欲しい物について綿密にリサーチする、とか、やることはたくさんあります。どれから手をつけても良いと思うのですが、ここでは、欲しいものを入れるための器について書きます。器といっても、ここで書くのは、お料理を盛り付ける最終的な装飾美としての器ではありません。全ての始まりの一歩、としての器です。

 例えば、ご利益のある山の湧き水を汲みに行くとします。自宅に水を持ち帰るためには、何が必要でしょう。

そう、水を入れる容器ですよね。しかも、自分で運べるだけの大きさの入れ物。そういう意味での器です。

結論から先に書いてしまうと「人は、自分の器に合ったものしか受け取れない」ということです。

 これは、宇宙の法則や哲学、西洋や東洋の思想をよくご存知の方は「ああ、知ってる」という話かもしれません。つまり、それほど言い尽くされている部類の話です。

 ですので、ここでは、じゃあ、その器って、何?ということを、私なりの言葉で書くことにします。

 器は、別の言葉に置き換えると、人間力とも言えます。

で、人間力って何?

となりますよね。

人や物やお金を動かす力、夢を実現する力、などなど様々な側面がありますが、人間力を示すファクターを3つに絞ってみます。

この3つのフィルターで、人間力が決まる、ということができます。フィルター、というと、内容の質的なことだけに影響するようなイメージですよね。ところが、フィルターの目の大きさや性質が変わると、通過するものの性質、大きさ、量が変わってきますよね。マスクや浄水器のフィルターと同じです。ですので、フィルターによって質と量が変わる、と言えます。

さて、それでは、3つのフィルターをみてみましょう。


1. 意識フィルター

 何を意識するのか。人は、自分が意識していることしか見えない傾向にあります。この意識のフィルターは、無自覚無意識のうちに、形成されることも多々あります。その原因は、過去からの感情の記憶だったり、他者からの言葉だったりもします。

 意識フィルターの形成は、次の感情フィルター同様、自分の経験や特性から成る場合と、外側からの影響により成る場合があります。そのことは、次の感情フィルターで書きますので、ここでは、2種類の意識について簡単に書きます。

 意識は、無意識と呼ばれる潜在意識と、自覚できる顕在意識とに分かれます。顕在意識は、理性や思考と呼ばれることもあります。論理的に頭で考えている、という状態は、顕在意識が活躍している時です。

対して、潜在意識は、閃きとか直感、と呼ばれることがあります。感覚的ともいいます。科学的・経験的・統計的に実証された根拠に基づくのではなく、むしろ「何の根拠もないけど」しかし、強くそれだと思う時は、この潜在意識からの情報です。

 世の中の成功者は、この2つの意識からの情報を、上手にバランス良く使いこなしている方が多いですよね。


2.感情フィルター

 意識フィルターで入ってきた情報に対して、どのような感情を動かすのか。目の前のりんごを見て、何を思うのか、は人それぞれです。りんごにまつわる家族の思い出とその時の感情かもしれないし、りんご農家にとっては苦労して作り上げた愛おしい商品です。楽園を追い出されたアダムとイブにとっては、見るたびに痛恨の後悔を浮かべる一品かもしれません。

 その人それぞれの個人的な記憶だけでなく、家族からの影響を受けている場合もあります。家族との関係、という意味だけでなく、例えば、親がこのような感情的反応をしていた、というような感情と反応のパターンを、無意識にそのまま受け継いでしまう場合もあります。 その場合、無意識の感情反応なので、それが自分の幸せには不必要、むしろ邪魔をする、というような場合でも、気づかないで持ち続けていることも多いです。

 家族や近しい人からの影響だけでなく、その地域や時代が持つ価値観、テレビや映画の影響など、様々な外側からの影響を受けていることも多く、無自覚な影響であるが故に、手放すことが難しかったりもします。

 どのようなパターンを踏襲、形成させてしまっているか、どうしたら手放せるか、などの話はまたの機会にして、ここでは、同じ情報が入ってきても、その感情的記録的、心の動きは、人それぞれ、自分次第、ということを思い出しましょう。


3.言葉フィルター

 意識したことや湧いてきた感情から、どのような言葉を発するのか。

これもまた、命運を分ける重要なアクションです。言葉を発する思考、理性の働きは、必ずしもいつもいい結果ばかりを生み出してくれるとは限りません。言霊という言葉があるように、発した言葉は、発した本人や聞いた他者の意識や感情にも影響してしまう力を持っています。

ここでひとつ、気をつけなければならないことは、言葉として発した物だけでなく、「頭の中で思ったこと」も、表出した言葉とほとんど変わらぬ影響力を持つ、ということです。何を思うか。思うということは、意識や感情、感覚を言葉にしている、ということです。黙っていれば、喋らなければわからないから大丈夫、ではないのです。心の中で思っただけで、とても強い言語によるイメージ化が進んでしまいます。本当に、要注意です。

その言葉は、自分が本当に望んでいるような状態から発せられた言葉かどうか。これが、チェックポイントになります。

「許せない。〜すべき!」とか「最低!」みたいなことって、自分に厳しい人なら、何度でも自分自身に向かって言い放っているかもしれません。それも、実は危険なアクションです。なぜなら、自分が望まない状態を言葉で連呼していることになるからです。

 あなたの言霊や想念、意識は、とてつもなく強い力を持っています。そのことをぜひ自覚して、言葉を扱っていくと良いでしょう。

 

4.人間力を高め、器を大きくするには

 1、2、3で述べた、意識、感情、言葉、が、器の量と質を決定するのだとしたら、より豊かでより良質な器を得るためには、どうしたら良いでしょうか。

 その答えの前に、その器に入れたいものは何か?を自分に問いかけることから始めなければなりません。なぜなら、器に入れたいものは、人それぞれ異なるからです。人それぞれの幸せの定義、欲しい状態、得たいものが違うからです。

何をもって、豊かと感じるのか、何をもって、良質と感じるのか、という問いかけは、「何をもって幸せと感じるのか」という問いかけでもあります。

 ここを、世間一般的な言葉ではなく、イメージでもなく、自分の言葉、自分のイメージでカスタマイズしていかなければ、本当に自分にとっての幸せには、いつまでたっても、辿りつきません。

 「どうなりたい」がまだ未知のことで、想像することすらできない壮大なものである時でも、少しでも近い擬似的なものやプロトタイプ的実験経験 から、自分なりの言葉とイメージの実態を作っていくことが大切です。

 

あなたのその不安や心配や怒り、あたなが使うその言葉は、あなたが本当に望む状態と同じでしょうか?

今のあなた意識と感情と言葉の状態、という器の中に、常に人生のワインは注がれていきます。

全ては自分次第。だとしたら、自分にとっての極上の人生を受け取る器でいたいですよね。そうやって極上の器を維持できたら、いつでもどこであろうとも、 #一度はいきたいあの場所 に行けちゃいそう。

 




ここでも語っています standfm 閃きラジオ
https://stand.fm/episodes/5fd413ee285a63cac0ed4a4f

この記事が参加している募集

よろしければサポートお願いします!頂いたサポートは、もっと精進して、より良いクリエイティブ活動に役立てます!\(^o^)/