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ゴードンは生きていた!
『フラッシュ・ゴードン』を観た。あぁ、凄く元気が出た。そこにはなんの悲壮感も無ければなんの緊張感も無い。映像を観ているだけだ。それでもこれだけは言える。本作は紛れもなくホンモノの作品である。
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アメフト界のヒーローが宇宙を救う物語。どうしようもないくらいに面白くない。ラストの大円団に至るまでの流れに関しては、本当に何が起きたのか分からなかった。理解が介在する隙を与えない、急展開とも言い難い只管に意味不明な迷展開。
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純粋無垢な「え?」は恐らく口から漏れてしまっていただろう。無論、問題はない。劇場にはただ一人、私が前から二列目に座っているだけだから。エンドロールが終わり席を立ったとき、後ろに誰ぞが居たのならば、無言の友情が生まれたであろう。
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この作品はアクションシーンが見所なのであろうが、魅せ方についても謎そのものである。爽快感なぞというものを微塵も感じさせてはなるものかという強い意志だけは受け取った。
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家で寝転がっている以上に無駄な時間を過ごした自負がある。頗る気持ちが良い。今日のことは今日のことだし、明日は来るんだし、ゴードンは生きているんだし。どうにでもなるさ。