🌠 「ネームだけでは伝わらない感情表現」
専門学校マンガ講師として、「気付く事」や「学べる事」には終わりがなく、「ほ〜」と感心してしまう発見はあります。
今まで思った事もなかった記事を書いてみます。
オリジナルマンガを描く学生の課題では、当然のことながらネームのチェックは必ずします。
最初の課題「8ページマンガ」の時は、「5W1H設定書」の提出が必須で、「どんな主人公がどんな理由で何をするのか」を伝えてもらいます。
そして、シナリオ→ネームという工程で、一通りの「ストーリーマンガ作り」の基本を理解してもらいます。
2回目のオリジナルマンガでは、直接ネーム作業に入ってもらいます。
前提として、「5W1H設定」は出来ているという進行です。
ネームのチェックでは、「ストーリーマンガとして成立している構成になっているか」がポイントですが、オリジナの2作目ですから「OKになるネームは描けない」のが普通で、「マンガとして成立」していないため「5W1H設定書」の再チェックとなります。
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