■「必要とされる最低レベルのライン」の話
マンガを描く上で4つの能力が必要だという記述はしました。
「画力」「マンガ表現力」「ストーリー構成力・演出力」「アイデア・発想力」です。
それぞれの能力には、必要とされる最低レベルのライン(ボーダーライン)があります。
○画力
「画力」に必要とされるボーダーラインは、「上手い・下手」ではなく適切な絵が描けるかどうかです。
登場する人物の描き分け(老若男女年齢体格など)、人物の表情の描き分け「喜怒哀楽など)、人物の行動や仕草の描き分け(動き・様子など)、背景の描き分け(自然物人工物など)、生物の描き分け(哺乳類爬虫類鳥類魚類昆虫類など)を見て判断できる描写力となります。
描かれるマンガのジャンルによって、要求される画力には差はあります。
「リアルなストーリーマンガ」になればなるほど、要求される描き分けの能力は高くなります。
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