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🌠「吸収能力」という才能

「吸収能力?」と思われるでしょうが、私が思いついた単語なので「?」がついて当然です。

「マンガが描ける才能」とは「その人が持っているセンス」と「経験を積んで描けるようになった才能」だと思っていたのですが、専門学校でマンガの講師を続けていて気づいた事があるのです。

講師をしていても、長い間「センスと経験値」の問題だと思っていたのですが、「いやいや、ちょっと違うぞ・・・」と勘づいたキッカケがあったのです。

1年間の私の授業を受ける学生は「同じ授業の内容を身に付け」、「作業も同じ時間を使う」のですが、成長が明らかに異なります。

「やる気」のない学生は真摯に課題に取り組まず、授業内容も居眠りして頭に入っていない学生ですから、成長するはずはないしマンガも描けません。

「やる気」があり真摯に課題に取り組む学生は、それなりにしっかり成長していきます。

今までは「そういうもの」だと思っていたのですが、今回体験した学生の成長度が他の学生と比べて優れていたのです。

「なぜこんなに成長してしまうのだろう?」と、その理由を考えた時に頭に浮かんだ単語が「吸収能力」でした。

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