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#6 ふるさと納税は何がお得なのか

9月も半ば。ふるさと納税してない人、残り3ヶ月ですよー。

今やふるさと納税利用者は年々増え2020年度552万人の方が控除を受けたようだ。

2015年からしていますが年収300万円以上の方はすることをおすすめします。300万円以下でもいいですが納税額によってお得度合いが変わるのでギリギリ250万円がボーダーラインかなと。


さて、改めてですがふるさと納税は税金が安くなるのでしょうか?

いえ、安くはなりません。”住民税の控除”です。

”住民税の控除”とは。来年住民税の請求が来るときにいくらか引かれて請求が来るってこと。

分かりにくいよね。

ガラッと言い換えます。

来年の住民税を前払いするとオマケがもらえるというもの!!!

結局払うことには変わりはないのです。源泉徴収票などをもとに自己負担が2000円で済む金額を調べてその金額より気持ち少なめで好きな市町村に寄付をする。寄付額の約30%相当額の返礼品がいただける。

もし3万円寄付(前払い)したら9,000円相当の返礼品(お米やお肉や果物など)が送られてくる。翌年6月頃にくる住民税通知書で2,000円の自己負担を除いた28,000円が引かれて1年分の請求がくるということ。

2,000円の負担で9,000円分の品物がいただけるというなんとも嬉しい制度。

ちなみに”ふるさと”とあるが自分の地元でなくていい。多くの人がほしい返礼品のある市町村に寄付をしている。

ま、これが結果的に過剰な返礼品合戦を産み総務省と自治体が大揉めすることになるのだが。

今は是正され寄付額の30%相当ということで一定のルールに基づいて返礼品が設定されている。

(※)注意点としては確定申告をしない会社員なら寄付の際に”ワンストップ特例をつかう”にチェックを入れること!

これは寄付した先の市町村が自分が住民税を納める市町村の税務署に”○○さんから○万円いただいていまーす!”と通知してくれて、それによって来年住民税通知書が来るときには前年の寄付額から自己負担の2,000円を引いた額をあらかじめ引いておいてくれるというもの。

2021年も残り3ヶ月半。駆け込みラッシュが起こる12月になる前にふるさと納税をしよう!


(ひとり日本も欧米みたいに寄付文化がもっと広まるといいですね。お得という理由以外で気軽に寄付が行われる時代がくるといいなと思う。

大きな災害に見舞われた自治体に返礼品なしで寄付だけするというものもあるので、災害が起こった際はふるさと納税を使って支援をするというのも1つの支援のカタチですよ。


#ふるさと納税 #寄付 #返礼品 #控除 #住民税 #お金のアレコレ備忘録 #金融教育

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