簡単に習慣化する2つのコツ
何かを新しく始めたい時、なかなか続けられないと悩む人が多いと思います。
私も昔はそうでした。
でも今の私は自分のやりたいことを習慣にするのがとても好き。
きっかけは15年くらい前に簿記の資格を取ったことです。
仕事と家事と育児のすきまにどうやって勉強時間を捻じ込むかをとことん考えたことから、自分のやりたいことを習慣化するクセがつきました。
改めて考えてみると、習慣化にはちょっとしたコツがあります。
その中でも特に効果があるコツは2つ。
①習慣化したい行動をする時間を決める
②すでに行っている行動と紐づける
1つめのコツは習慣化したい行動をどの時間に行うかを決めます。
空いてる時間に…とか、夜ならできそう…とか、あいまいに決めても続きません。
どの時間に行うかを決めるためには、まず自分の1日の行動を5分刻みで可視化しておくこと。
そして習慣化したいことにかかる時間を計算します。
可視化した行動時間の中から、習慣化したい行動を入れる時間を決める。
それをルーティンとして、毎日続ける。
簡単にいうとこんな感じです。
例えば朝のどこかで5分だけストレッチをしたいとなったら、起きてからどのタイミングでストレッチを入れるかを、可視化した行動時間を見て決めます。
入れる隙間がなければ何かをやめるか、早く起きることを考える。
私は朝起きてすぐに布団の中でストレッチをすることにしました。
起きたら布団の中でなんとなくスマホを見てから起きていたのですが、それをやめました。
そしてここで2つめのコツ、すでに行っている行動と紐づけるを活用します。
スマホのアラームで目覚めたら、アラームを止めるついでにそのままストレッチのYouTubeを開き、ストレッチを始めます。
アラームを止めるといういつも行っている行動に、YouTubeを開くという行動をくっつけたので、スムーズにストレッチができるようになりました。
簡単なことも長時間かかることも、すべて1日の中でどの時間にやって、どの行動に紐づけるかを決めたらぐっと習慣化しやすくなります。
習慣化したい行動が長時間の場合は、そんなに時間が取れないし…という人も多いはず。
その場合は習慣化した行動が小分けにできないか考えます。
小分けしたらやはり可視化した1日の行動時間のどこに入れるを決めます。
以前、資格試験を受けるときには、この方法で勉強を習慣化しました。
1日に2時間は勉強時間を取りたい。
でも仕事と家事と育児があって、2時間続けて勉強する時間は取れません。
そこで私は勉強時間を小分けにしました。
可視化した行動時間に合わせて10分~30分ごとに、勉強する時間を決めます。
朝、起きて顔を洗ったらそのまま30分勉強。
仕事が始まる前の10分で問題を一問解く。
お弁当を食べたらそのまま15分テキストを読む。
毎日、決まった時間に決まった行動の後にそのまま勉強をつなげることで、うまく習慣化できて資格も取れました。
このやり方で資格を5つ取れたので、小分け時間でもうまく習慣化できればきっと大丈夫なはずです。
今は、1日3回のストレッチや任天堂のリングフィットアドベンチャーで運動を習慣化したり、毎朝のモーニングページや読書を続けています。
うっかり忘れないようにアラームも組み合わせるのもおすすめです。
おすすめはLINEのリマインくん。
やりたいことをLINEのトーク画面で送っておけば、時間が来たらLINEで知らせてくれます。
いろいろな生活パターンがあり、環境によっては簡単ではないこともありますが、行動時間を可視化するだけでも随分違います。
自分の生活を俯瞰して見ることで、どの行動に紐づけるかも考えられるようになります。
習慣化したいことがあるときは、ぜひ試してみてくださいね。