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大河ドラマ「光る君へ」ミニミニコラム

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毎週楽しみに見ているNHK大河ドラマ「光る君へ」から広がるコラムです。 しずかなインターネットで毎週書いているものをマガジンにまとめていきます。
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2024年7月の記事一覧

日本史と光る君へ|大河ドラマ「光る君へ」コラム⑥

私は日本史がとても好き。 小学生の頃から時代劇や大河ドラマをたくさん見た影響から、日本史にはまりました。 中学、高校と日本史を学び、大学でも日本史学科に行きたいと思うくらい。 たくさん日本史の勉強をしましたが、平安時代てあまり印象深くありません。 藤原道長と荘園制度くらいしか記憶になく、今年の大河ドラマが平安時代と聞いて、どんなふうになるんだろうと楽しみにしていました。 「光る君へ」が始まって、平安時代の空気感を知ることができて、日本史で習った平安時代のイメージが変

岸谷五朗さんと私の青春|大河ドラマ「光る君へ」コラム⑤

「光る君へ」を見てみようかなと思ったポイントはいくつかあるのですが、その一つが岸谷五朗さんの存在です。 私が高校2年生の時、ふとしたきっかけで岸谷五朗さんと寺脇康文さんのファンになりました。 彼らは同じ劇団に所属していたことから、私は演劇も見るように。 私の青春はここから始まり、演劇を見ることにもどっぷりとはまります。 高校生の私は広島に住みながら、なんとかして東京で放送している「岸谷五朗の東京RADIO CLUB」を聞くために、ミニコンポのアンテナを振り回したり、深

花山天皇演じる本郷奏多さんに大注目!|大河ドラマ「光る君へ」コラム④

「光る君へ」の第4回を見ました。 たくさんの俳優さんが出ているドラマは、俳優さんの演技や雰囲気も楽しみの一つ。 以前から注目していた本郷奏多さんが、花山天皇を演じているので毎回楽しみに見ています。 なかなか個性の強い花山天皇ですが、その個性の強さを本郷さんが豊かに表現していて、さすがだな〜と感じました。 最初に本郷さんの演技が素晴らしいと思ったドラマはNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」です。 このドラマでも魅力ある役柄を演じていました。 その後は、本郷さ

大河ドラマと「あさきゆめみし」|大河ドラマ「光る君へ」コラム③

NHKの大河ドラマ「光る君へ」の第3話を見ました。 源氏物語を思い起こさせるシーンもあって、さまざまな楽しみ方ができるドラマだなと思います。 私が源氏物語にふれたのは大和和紀さんの漫画「あさきゆめみし」です。 子どもの頃から漫画好きだった私は、たくさんの漫画を読んできましたが、その中で「あさきゆめみし」はひときわ心をひかれました。 たくさんの登場人物はどの人も魅力的で、長い物語はわかりやすくていねいに描かれていて、夢中で何度も読んだものです。 今でもさまざまな源氏物

大河ドラマを見る楽しみ|大河ドラマ「光る君へ」コラム②

「光る君へ」の第2話が放送されましたね。 私は20年ぶりに大河ドラマを見ているのですが、最近の大河ドラマには新しい楽しみ方があるんだなと気がつきました。 それは放送後にX(Twitter)でさまざまな方の投稿を見ること。 感想はもちろんのこと、放送内容にまつわる専門的なことを専門家の方が投稿で語ってくれるのが本当に面白いのです。 昨日の投稿の中で一番気になったのが太田記念美術館の投稿です。 こんな絵があるんだ!と思わず見に行きたくなりますよね。 他にも和歌について

久しぶりの大河ドラマ|大河ドラマ「光る君へ」コラム①

昨年末、予告を見てからずっと悩んでいました。 2024年の大河ドラマ「光る君へ」。 久しぶりにこれは見たい!と思った大河ドラマです。 昨年までは仕事の帰りが遅かったり、家族が大河ドラマに興味なかったりと、見るのが難しい状況だったこともあり、大河ドラマは見ないものと無意識に思っていました。 でも今年は違います。 仕事を辞めたので日曜日の夜は家にいるし、テレビで見られなくてもNHKプラスがある! 実は始まる直前まで見るかどうかを決めかねていました。 まず大河ドラマを