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人生を変える自粛生活【4週目】
皆さんは真の意味で「環境を変えた」ことはあるでしょうか?
「自分を変えるなら環境を変える」はよく聞くものですが、4週目はそれをうまく実感でき始めたように思えます。うまく言語して理解できるようになってきました。
やはりこのチャレンジをするにあたり、本当に大幅な環境変化に取り組んだことが功を奏したようです。
と言うことで、4週目も振り返って参ります。
まだこのチャレンジの概要をご存知ない方は、まずはこちらをご覧ください。
① 価値観は体脂肪である
皆さんの体にくっついている脂肪は何キロカロリーですか?
この問いを考えてみると、なかなかな現実を突きつけられます。
なぜなら、体脂肪を1kg落とすには約7000キロカロリーを消費しなければならないからです。
つまり、ほとんどの肥満気味の男性のお腹には数万~数十万キロカロリーがくっついている計算になります。
この体脂肪を落とすには、「摂取と消費の数百カロリーの差分を毎日減少させ続ける」か「劇的なダイエットで短期間に一気に燃焼させる」しかありません。(脂肪吸引などはあらゆる観点から賛成しかねるので、気になった方はご自身で調べてみてください。)
僕はこのプログラムを通して前者の方法で体脂肪を減少させていますが、この緩やかな変化と同じペースで変わっているものがあります。
それこそ、“価値観”なのです。
詳しくは省きますが、このプロジェクトの期間「友達と会話せず・SNSもアンインストールし・一人暮らしをする」という、シャットダウン生活を送っています。
この中で「これからどう生きるべきか」を、自問自答しながら固めている最中なのです。これにより、今までは成熟しきる前に周りの環境によってブレていた価値観が、一つになり、強固になっていくのを実感しています。
価値観は成熟して初めて自分の一部になるものです。新しい価値観に気づいたり、取り入れようとしたりしても、真に自分のものになるには時間が必要なのです。
皆さんも「酒は体に悪い」と思いながらも、周りの勧めでついつい飲んでしまう何て経験は何度もあると思います。これは「酒をやめよう」という価値観が成熟し切る前に、その成熟度を0に戻してしまっている状態です。
この酒の例だけでなく、ありとあらゆる価値観が成熟する前に周りの環境によって潰されます。もちろんこれは善悪をつける話ではなく、あくまでこれを認識しておかなければならないという話です。
ただ、意外にこの事実に気づいている人は少ないのではないでしょうか。
だからこそ、僕は「価値観は体脂肪」だと思うことにしました。
ダイエットをしている途中にケーキを食べる人が成功するでしょうか?
おそらくそんな人の大半はしないでしょう。
価値観も同じですが、これは実感しにくいからこそ厄介です。「この価値観良いから取り入れよう!」と思っても、気付かぬうちに「まあいっか」となっています。ちゃんと意識していないと、どこからともなく出されたケーキに手を出してしまっているのです。
もし価値観を変えると決めた時は、ダイエットをするときのように“覚悟”を持って、“時間”をかけて変化させる必要があります。
4週目になってやっとそのことに気がつきました。
② プログラムが習慣になる
4週目ともなると、プログラムが“習慣”になってきました。
睡眠・運動・勉強・食事、どれをとっても日常の一部になりつつあります。
最初は外食やお菓子を食べたい欲求が多少ありましたが、今はお菓子にお金を払うことすらもったいないと感じるようになりました。
勉強もプログラムに関する事柄の基礎的な理解が終わり、今は少しマニアックな部分を勉強し始めています。なので、少し勉強に余裕ができ、他のことを考える時間が増えました。
つまり、1ヶ月もすれば、このかなりハードな内容も普通にできてしまうようになります。もちろん、スマホのSNS削除・通知切りも同様です。
こうなると、今までの生活における“無駄”や”悪習慣”をかなり細部まで気付けるようになります。外食における一杯の酒やつまみ、たった数分の休憩時間スマホをいじることなど、ありとあらゆるものが目につきます。
しかし、もし以前の生活を続けていたら、そんなに気にしないことです。現に、この記事を読んでいただいている皆様も、お酒の「4杯と5杯」を誤差みたいに感じる人も多いのではないでしょうか。
かなりのハードプログラムが習慣になると、自分の感性も変わるようです。自分が見落としていた部分にまで目が行き届くようになります。
以前の記事でも似たようなことを書きましたが、人間は自覚していないものの価値には気づきにくい生き物です。だからこそ、一度ハードな習慣を身につけるということも、視野を広げる上ではものすごく大切なのではないかと思います。
人間は認識できないことに関して、思考も行動もできませんから。
③ 始めたらあっという間
どんなこともそうですが、気がついたら「もう4週目か」というところに来ているのが実感です。
よく勉強をするにも、一度机に向かってしまえば後は勝手にスイッチが入ると言いますが、その通りです。最初、6週間は長いと感じていましたが、短すぎるくらいです。
スタンプカードを配るにも「10個の空欄カード」を渡すより、「12個の欄の内2つ押してあるカード」を渡した方が、再訪率が高いと言います。空いている欄どちらも10個ですが、後者は既にスタートを切っている状態であり、人はこの状態だと行動するということです。
なので、このプログラムでも他のことでも、迷っている時間があるならばまずはやってみることです。一度動いてみて、それでもダメだと思うなら別の方向に進むのもありだと思います。
ただ、何もせずに迷っているだけであれば、時間の無駄ですし、何より次の行動に繋がりません。まずは動いてみて、自分が行動を続けられる状態を作ってしまうことです。
まとめ
4週目は約1ヶ月経過ということで、環境の変化をダイレクトに感じる機会が増えました。その代表例が今回書いた“価値観”や”習慣化”です。
何事もそうですが、ある程度物事を進めないと本質や深さは見えてきません。もちろん僕自身、このプログラムに対して完璧な理解をできているとは思いませんが、少しずつ大事なポイントは見えてきたように感じます。
それではまた来週にお会いしましょう。
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