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人はこれからも下方比較コンテンツを見続け、ブランド品を買いあさる。

ジェフ・ベゾスは、「人間の基本的なニーズに応える商品を作りたい」と語っています。 これを聞いて僕は「人間の基本的なニーズって何だろうか」と考えました。一つ思い浮かんだのが、「ステータスを気にする」「ステータス争いで勝ちたい」という性質・欲求です。これらは100年後も人間の基本的なニーズというか性向だとおもいます。


ステータスにまつわる商品と言えば、ブランドもの。 ロレックスの時計、ランボルギーニ、フェラーリ、それから学歴や職歴もブランドです。 水戸黄門の印籠のような感じで、それを見せれば多くの人がひれ伏すような、そのようなものがブランドです。 ブランド商品は、今後100年残り続けると思います。 このブランド商品(ドヤれる)以外にもステータスにまつわる商品がある。それが「下方比較コンテンツ(視聴者が自分よりも劣っている人を見てストレス解消できるもの)」です。


下方比較とは何かというと、人間の基本的な性向で、「自分よりも劣っている人を見て安心する」というもの。 誰しも身に覚えがあると思います。 例えば授業中にクラスメイトが先生から叱責される。その時にワクワクする。嬉しいと思ってしまう。


人間は「ステータスを気にする生き物」です。人間の頭の中には「ステータス・ランキング」というものがありまして、それが常時、リアルタイムで上下しています。クラスメイトが先生から怒られた瞬間、脳は「やったー!俺のステータス上昇!」ということで、快感を得る。 ネットが普及した現代では他人のステータス下落を「YouTube、TikTok、X」など多くの媒体で見られるようになりました。コンテンツの数も膨大です。世界の誰かが困っていたり、怒られていたり、いじめられていたりするのを見て安心する。この下方比較できるコンテンツは今後100年、安泰なんじゃないかと思うんですね。

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