人に課せられた「他人の目を気にする」という宿命
YouTubeで「統合失調症のドキュメンタリー」を見て思ったこと。
その動画に出てくる統合失調症の人は四六時中、誰かから動画を撮られていてその動画は全世界に公開されていると、そういう妄想を抱いている人でした。部屋にいる時も撮影されていると思ってしまうので、何をするにしても気が休まらない。外に行けば、道行く人はエキストラで、監視カメラから撮影されていると思ってしまうと。これがものすごくきついと。それで社会生活を送れないので、働けないということでした。
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