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マンちゃん@日本進歩の旅
2020年5月10日 14:57
どうやら世界は「進歩」しているらしい。私の手元に1冊(正確に言えば上下巻の2冊)の本がある。スティーブン・ピンカー『21世紀の啓蒙』(草思社、2019年)だ。「進歩とは何だろうか。」著者はそう問いかける。難しい問いかけのように見えて「これほど答えるのが簡単な質問もない」という。「ほとんどの人は死より生がいいと思ってるはずだ」とピンカーは切り出す。「同様に、病気より健康が、飢餓より満腹が