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1歩進んで2歩下がる

キーウエストマラソンに来年は出たい!と意気込んで始めたランニング。
まず走れる分だけ走ってみようと、いつものウォーキングにジョギングを混ぜてみた。自分でも驚くジョギング(ストップなしで)600メートルの大記録を打ち立て、ご満悦。これは素晴らしいスタート、と思ったのもつかの間、帰ったら膝が痛い。
まあ、無理は禁物、走るのはやめておこうと次の日はウォーキングのみ。もっと痛くなってる!もおー、歳を取るってこれだから面倒だわ。

20代、30代の頃は、痛みが取れれば万事オッケー、100%回復でレッツゴーだったけど、40代を経て今や50代も中盤。かなり体との対話時間が増えてきた。しかも、昔と違って主導権を握ってるのは体の方。病院に行くとか、よく寝るとか、そんなことだけではだんだんどうにもならなくなってくるわがままボディのぶつくさ文句を拝聴し、「じゃあ、大事を取ってお休みしますかね?」なんてご機嫌をとる。いきなりのジョギングで、ひざもかなりお怒りの様子なので、次の日はウォーキングも休み。その後は3日間、ゆっくりお散歩だけで過ごした。

日曜日の夕方、まあ昼間だいぶ食べすぎたのもあって、いつもの散歩コース3kmのところ、5kmに延長。5kmって長いなー。赤とピンク、オレンジや紫の混じった夕焼けを眺めながら歩いた歩いた。膝も痛くない。この調子なら、ジョギング再開できるかな?

そして月曜日の朝。満を持して、走る気満々で朝散歩へ。
靴は夫がクリスマスプレゼントにくれたアシックスのランニングシューズ。
最初のは幅が細すぎて履けず、返品してワイドに取り替えたから、やっとデビュー。
最初の1kmは歩いて、その後100メートルくらい走って、また歩いて、またちょっと走って。新しい靴、気分もあが・・・・

痛いのよ靴が。信じたくないけど、間違いなくきつい。ワイドなのに。
私の足、いつの間にそんなに大地にべっとりと馴染みたがるようになったのか。帰って即、アマゾンで返品手続き。超ありがたいことに、1ヶ月無料でお試しできるバージョンだったので、申し訳ないけど返品させていただくことに。話はそれるが、アメリカの返品の簡単さはやばい。日本で履いた靴なんて、絶対に返品できないよね。多分。

そんなこんなで、靴探しはまた振り出しに戻り、膝のご機嫌も取りつつ、
5kmマラソン、本番どころか、練習までの道のりも遠い。


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