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うっかり盲目の窓を開けてしまった

自己分析に使用する、心理学モデルの一つ、ジョハリの窓。
① 自分も他人も知っている自分の性質(開放の窓
② 自分は気付いていないが他人は知っている性質(盲目の窓
③ 他人は知らないが自分は知っている性質(秘密の窓
④ 自分も他人も知らない性質(未知の窓

最近は膝が痛いのもおさまっていたけれど、自分を可愛がりすぎるお大事ぐせがますます勢いを増していて、かっちょいいランニングシューズを買ったのにもかかわらず、それをはいて走るでもなく、チンタラとウォーキングするだけの毎日が続いていた。
(ま、いいじゃん、とりあえず運動してるし)と、むしろ満足さえしていた。あの日の朝までは・・・・

先週、夫が大腸検査を受けることになった。アメリカでは大腸検査が全身麻酔で行われるのがデフォルトなので、運転手兼保護者としてクリニックに一緒について行った。検査前に問診票を記入する夫。結局計るのに、わざわざ書かせる体重と身長欄。そこで愕然。なんと夫の体重と私の体重は2キロしか差がなかった。彼は痩せ型のアスリート体型ではあるけれど、それにしても、たった2キロ?? 
今までずっとか弱いふりして、荷物は持ってもらって当然、力仕事はやってもらって当然だとふんぞり返ってたのに、2キロしか違わないの私達?

麻酔されるのは彼だというのに、私は衝撃で目の前が真っ暗になった。
私はたった2キロの差で、あんなに弱ぶっていたなんて。しかも夫の体は筋肉でできていて、私のは脂肪。飛べない豚はただの豚じゃん。
今まで、どんどん順調に太っていく自分に目をつぶって見ないふりをしていたのに、いきなり頭を押さえつけられて、「さあ、目をよーく開いて見てごらん?」されてしまった。やばい。
よりによって、夫の体重と自分の体重を比較して盲目の窓がこじ開けられた。大ショック。

もうこうなったら、ダイエットに本腰を入れるしかないよね。
形からはいる私は、アマゾンでランニング用の素敵なレギンスを探し始めた。今のユニクロのUVカットパーカーも古いから、それも新しく・・・
でも、今回ばかりは途中で手が止まった。
いくら新しい服を買っても、背中が段々、おなかポッコリじゃ全然かっこよくない。まず、2キロ体重を減らして、そうしたらレギンスを。さらに2キロ痩せたら、背中あき気味の素敵なトップスを買うことにしよう。
それまでは、たぶん近所中の人に(あ、いつものピンクジャケットのアジア人)と思われているであろうそれはもう着倒してきたユニクロのパーカーとパジャマのズボンみたいなこれまたユニクロのパンツで頑張ろう。

食生活も気をつけなくては。「手作り=ヘルシー」という紋所を掲げて作っては食べ作っては食べしてたケーキやらクッキーは頻度を少なく、ご飯はよく噛んで若干少なめに。いつもすごい量の朝食を食べるから、12時頃仕事に行くときはお腹が空かず、よって昼食は食べずに行って、2時頃腹ぺこになってオフィスにあるドーナツやらを食べたり、家に帰って夕飯をどか食いするのはもうやめよう。なんかほら、プロテインバーとかそんなのを持っていくことにする。今はプロテインバーの味見中。ナッツぎっしりだと仕事中歯に詰まりそうで、仕事(算数教室の先生)に大層支障がでそうなので、とりあえずゴロゴロナッツなしのレモンバーと、ピーナッツバターのプロテインバーを買ってみた。
今日から持っていく。わくわく。

そんなこんなで、お大事期間は強制終了し、ちんたらウォーキングにも、200メートルジョギングが全行程中2,3回は取り入れられるようになってきた。5キロの道はまだ遠い。





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