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良い絵を見てきました。

本日は終日予定がなかったので好き放題過ごしてきました。

マイナポイントを使って数年ぶりに美容院で髪を切っていただき、その勢いで絵をみにいきました。

自分で自分の時間を使えるのはいいですねぇ。

絵を見に行ったところはアート展だったのであらゆる方々の作品が飾られてたのですが、ピンからキリまで、なしてこの絵がこの値段?ってのもありました。
まぁ、芸術ですから、わかる人には分かるのでしょう。

見たいなと思っていったのは本田誠さんの絵だったのですが、SNSで見る何十倍も良かったです。

リアルと情緒が迫ってきて、描かれていた太陽が本当に眩しかった。

芸術に魅せられた人々が狂人のように表す世界はやはりカッコいい。

歌でも絵でも文字でも演劇でも漫画でも、生命がそれを求めてるから表してしまうってのは良い。

そして自分ができない表現をしてる人達には畏敬の念が芽生える。

今日も今日とて、髪切って神保町行って古本眺めて、お目当てのものがなくて吉祥寺へ帰って、でも本を買わないと気がすまなくて、結局ブックオフで安かった中島義道と阿部謹也の本を手に入れて、酒を飲んだ。

いつもの皆様の顔を見ながら色々な話ができた結果、花村萬月の本も読まなくちゃなどと思わされた。

とても有意義な休日だ。

こんな休日を毎日毎日繰り返せたらなと思う。
そのために生きねばなと思う。

200円で買った中島義道の本の冒頭に、大人になるというのは凝り固まることだと書かれていて思わず膝を打ってしまった。

私も同じ解釈をしていた。
固くなっていく。皮膚がそうなるように考え方も固くなる。それが大人になることだ。本当はそうならなくてもいいのに。

だからそうなりたくない奴らが表現の世界に逃げる。

例えそれが儚くて脆いものでも、それだけがすがるものなのだから、そこへ行くのだ。

芸術は私を奮い立たせてくれる。
歌おう。あの人の悲哀を、歌おう。

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