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挿花#1 2024年5月(四級家元教授)

かたむけるかたち
花材:こでまり、ひまわり、擬宝珠、オンシジウム
花器:波佐見焼

職場の同僚が海外異動が決まり、歌や楽器が得意な職場のみなさんがFarewell Concert を開くというので、注目の的になるのが苦手なわたしは花を添えさせてもらいました。
誰かのために、そしてお教室や研究会会場以外で生けることが初めてだったので、準備前から緊張していたけど先生と職場の方々のおかげで楽しく挑戦することができました。
花器と生けたいイメージを先生に伝え、花材や花型を決めました。見てくださる方々は普段いけばなに馴染みのない方がほとんどなので、花意匠からかたむけるかたち、旅立つ同僚の元気さやを親しみやすさを表現できるひまわりを選びました。
花器は北海道に住みはじてから出逢った旭川のお店で購入した波佐見焼。
職場の色々な方々が見てくれて声をかけてくれて(わたしの席まで足を運んでくれてて話しかけてくれる人も)、挑戦できてよかった〜と心から思えました😌
"いけばな"と聞くともっとお堅いものをイメージしてた、と聞き、わたし自身が生花をはじめる前からいつの間にか持っていたいけばなのイメージと、みんなが持っているイメージが違うことにもびっくり。(母が生けたものを見たり、花型に収まらない作品を写真などで見ていたからかも。)
今の職場にいるうちにワークショップができたらな、とも思えました。
コンサート中は会場に飾り、終わった後は職場のフロントに飾らせてもらいました🌻
そして、わたし自身は自分がいけたお花しかない空間が不思議で、そこに立ち止まってくれる人がいることも不思議で、ひさしぶりに"初めての経験”をしたな〜という感触でした。
いろいろな方々のおかげで挑戦できて、自信にも発見にもつながりました。また遠くない日にまた誰かのための挿花ができたらなと思います💐

職場のフロントにて
真正面から見たようす
真横から見たようす
普段の視点で横から見たようす

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