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等身大のまま歩んできたこれまでを体現したwacciのgrowingツアー【ライブレポート】


「泣きっ面にワッチ」。聞く人全ての「暮らし」の中に
そっと入り込んでいけるようなPopsを作るべく結成したバンド、wacci。
泣いたあとにちょっと笑えるような、
笑ったあとはもっと笑えるような歌を届けます。

これはHPに載っている彼らの紹介文。

本当にこのとおりのバンド、wacci。


私は2013年からwacciを応援し続けていて、ライブにも中学生の頃から何回も参戦している。

今回は5月26日に福岡DRUM LOGOSで行われたライブに参戦してきた様子をお届けする。

セトリ


まず、ライブハウスなんだけれど、席が1人ずつ用意されていて、いつでも座っていいよっていう雰囲気がとても暖かい。

wacciのファン層は10年前と徐々に変わってきている。以前から年代は4.50代女性が多めだけれど、後の層が徐々に増えてきていて、老若男女満遍なくいる感じに。目の前がご家族で来られていたみたいで、仲良さそうに、楽しそうにしていて、それがなんかジーンと来た。


①wallflower

着席したままゆったりスタート。ど派手にバーンとライブが始まるバンドが多いから、wacciらしくて何だか安心した。
たくましく今を生きるみんなに届いて欲しい一曲。


②ピアノ線

すぐに繋がれる世の中だからこそ
本当は誰とも繋がれてないんじゃないかと
不安になることがあります。

バンドサウンドが堪らなく、ライブ感が溢れる一曲。心に刺さる歌詞で、気持ちいいのに苦しくなるような不思議な感覚になった。

③夜を越えて

wacciらしい一曲。バンドの良さがライブでは引き立つ。
眠れない夜にも、必ず朝は来ると希望を感じさせてくれる曲。
皆さんにこやかに演奏していたのが嬉しかった。


④別の人の彼女になったよ

序盤の方にやっていて少し驚いた。
wacciを大きくした曲。私も元カレと別れるときにカラオケで歌ってやったなと思い出の一部になっている。


⑤東京24区

私は九州人だけれど、wacciの東京が舞台の曲が好きだ。
この曲はその中でも少しポップさがある曲調で、歌詞はちょっぴり切ない。

二人のあの日々を閉じ込めたラブストーリー

この歌詞にこの曲の全てが詰め込まれているからずるい。


⑥劇

個人的にとても好きな曲。MVが特に良いので是非見て欲しい。

嫌いな私がついに 恋でもやらかしただけ

という歌詞、どうやったら書けるんだろう。



⑦空に笑えば

この曲がリリースされてからもう五年が経った。がむしゃらだったあの頃とまた違う感情で生歌を聴いた。
間違いなくあの頃の私が居たから今の私が居て、そんな成長を見届けてくれているこの曲は本当に素敵だ。

MC

本当はところどころでMCがあったのだが、一番記憶に残った1エピソードだけ残しておく。

NUMBER SHOTの前身のハイヤーグラウンドには出たことがあるエピソード。福岡といえば、けいじくんが暖暮の東京支店の店長だったよね、というお馴染みのエピソードも。ライブ裏のケータリングで、はじめっていうラーメン屋さん(屋台?)があって、なんかややこしかった。
NUMBER SHOTに出たい!月一でwacciをNUMBER SHOTにって呟こうって言っていた。

⑧恋だろ

この一年で広く伝わった曲。
このバンドを大きくしてくれたけれど、とがっている訳ではなく、いつも通りの優しい歌を届け続けた結果だと思う。
別カノが広まったのも嬉しかったけれど、この曲が広まったことが、人間の優しさを垣間見れた気がして嬉しい。


⑨ピント

ここで一緒に歌おうぜタイム!
会場を半分に分けて「いぇいぇいぇい」と歌うのだが、少し難しかった。
それでも時間をかけて丁寧に教えて下さったので、ハモりを感じながら楽しく歌うことができた。


⑩運命じゃない人

wacciらしい歌詞にキャッチ―な曲調でクセになっちゃう曲。
ついつい歌っちゃう曲なんだよなぁ。
wacciを知るならこの曲オススメしたい。


⑪東京ドリーム

ライブでやるからこそ意味を持つような曲。
wacciにも様々な人にも当てはまる、等身大の一曲。
特別じゃない日常を歌うって本当は勇気のいることだし、それを続ける覚悟も称えたい。


⑫今日の君へ

こちらも日常を頑張る私たちに刺さる曲。
バンドサウンドはかっこいいのに優しい歌詞に包み込まれ心地よい。
「頑張れ」じゃなくて「頑張ったね」って、この曲のように自分をいつも褒めてあげたくなる。

⑬僕らの日々

バンドサウンドが映えていた。
wacciは優しいだけじゃなくてちゃんとかっこいいんだぞ、でもとっても優しいんだぞと示してた気がする。


⑭大丈夫

もうずっとライブ定番曲。
この曲に支えられてきた人は数知れないだろう。
みんなで丸をつくる振り付けもお馴染み。
ほっとできるけれど強い曲。


⑮まばたき

このバンドの目標です
って言っていてそれを噛み締めながら聴くと、いつも以上に刺さった。

アンコール

ここでグッズ紹介!小野さん、通販風にって無茶ぶりされていて、
「そんなの出来ないよ。なんで表舞台に出てきちゃったんだろう……」って落ち込んだ様子でブツブツ言いながらヤケクソ気味にグッズ紹介していたのが面白かった🤣しかも開かないってスタッフさんにわざわざ開けてもらったバッグの中身は紹介しなくていいタオルだった。

➊ジグソーパズル

ひととおり説明した後に
橋「なんか、説明だな。
それでは聴いてください。ジグソーパズル。」

橋「聴いて頂いたのはジグソーパズルでした」
まだ続いていたんかい!


(リバイバル)※最終公演のみ

最終公演でasmiちゃんゲストで歌ったみたいだ。羨ましい。

➋リスタート

最後にリスタートか、粋だな。
リスタートが出たときのリリイベを思い出して感慨深かった。
この頃の曲、やっぱり思い入れが強いからやってくれて嬉しい。


感想

wacciは私にとって、いい意味で変わらずに居てくれるバンド。なんか疲れたなというときに聴いて、そっと慰めてくれるような。

最近は橋口さん1人の活動も多いけれど、バンドのことを本当に大切に、軸にしているんだなって伝わってくる。絶対に「いつもは5人組のバンドでやっています」って自己紹介しているところが素敵だ。

私は10年来のファンではあるが、熱狂的というよりかはゆるく応援し続けている、という方が合っていて。でもそれくらいフラットな気持ちで居続けられるところがwacciの良さだと思う。

きっと10年先も応援し続けているバンドだと思う。

また、福岡に来たらライブに行こう。



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