なぜ心臓が拍動できるの:講義グラレコ紹介 歯学科 循環調節Ⅰ 2022

 今回は哺乳類の生涯心拍数について簡単に紹介します。哺乳類の生涯心拍数は約7~8億回であると言われています。心拍数が遅い大型動物は心拍数が早い小型動物より寿命が長い傾向があります。例えば、小型動物であるマウスの一分間心拍数は約500回で、寿命は約 2年になっています。一方、クジラの一分間心拍数は15〜20回で、寿命は 30〜32年であり、ゾウの一分間心拍数は40回で、寿命は約70年になっています。しかし、人間の生涯心拍数は約20億回であります。はっきりとした原因はまだわかりませんが、医学の進歩による治療方法の向上は生涯心拍数を増加させているのではないかと考えられます。
 それでは、学生さんの講義グラレコを紹介していきましょう!(徐嘉鍵)

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 心電図において各誘導肢の意味をうまく再現していて、素晴らしい。心拍における自律神経支配もわかりやすく図示しています。🌸👏

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 心筋の特徴から刺激伝導系までの要点をよくおさえています。心電図波形の成り立つも詳しく説明してくれます。素晴らしい!🌸

 今回の講義内容は難しいところが多いと思われますが、皆様は一生懸命に講義グラレコを作成していて、感銘をうけます。医療人にとって、理解しなければならない内容です。

また、素晴らしい作品を待ち望んでいます‼ ☘️☘️

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