【ワーママの退職&転職】正社員を卒業して新しい働き方にシフトします
6月末で、約7年勤めた会社にピリオドを打ちました。
7月から新しい会社に転職しました。
職種はライター、基本出社のパートという働き方を、積極的に選びました。
本業として研鑽をし直しつつ、複業にチャレンジ予定です。
通勤は運動&強制的な自分時間となり、視野を広げるには対話のコミュニケーションが必要だと思ったからです。
32歳、子どもが5歳・3歳のタイミング。
今回、なぜ退職に至ったのかを書き留めておきます。
新卒はとりあえず3年、2社目でライフイベントの山を越える
これまで2社勤め、今回の転職で3社目になります。
ちなみに、新卒で入った会社は「とりあえず3年」の典型例だと思います。
当時の転職理由は、主に以下です。
このままだと感覚・経験に頼った「何でも屋」になってしまう不安
給与が低い(業界構造上、上げるのが難しい)
年功序列や体育会系、アナログ文化の社風が合わない
結果、縁ある転職によって、これらの不安は次のように解消されました。
ウェブマーケティング視点を持つライターのスキル、経験の獲得
結婚、出産、子育てなどのライフイベントを乗り切れる給与と待遇
同世代の仲間と対等な立場で議論し、デジタルツールを駆使する力
今でもベストな転職だったと思っています。
結婚・出産・子育てはもちろん、その間に家づくり等々の大型ライフイベントがありましたが、何とか乗り越えてきました。
ターニングポイントは、自分でコントロールできない変化
入社後、ちょっと背伸びが必要な仕事を任され、充実感あふれる日々。
ただ、ほとんどの方がいつか転職をする前提の会社なので、私も今後の行く末を常に意識していました。
ターニングポイントは、社会情勢の変化と自身のライフイベントを経験して、業界への貢献意欲が薄れてしまったこと。
さらに、2回目の産休直前に、入社時のチームが解散に至ったことでした。
2回目の産・育休明けは、まさにゼロベース。
リモート(半年後以降はフルリモート)や時短勤務制度をやりくりして、慣れない2人育児をしながら、上司含むチームメンバーとの信頼関係づくり、仕事内容もすべて学び直しで、流れに乗るだけで精いっぱいでした。
それでも復職後最低1年は、何が何でも頑張り抜くと腹を決めていました。
休んだ分は働きたい思いが強かったのです。
(結局2年はなんとか働けました)
日々のコツコツした積み重ねで、いつの間にか仲間とも気兼ねない関係性になり、自然と成果もついてくるようになりました。
最終的には全社表彰までいただけて、本当にありがたかったです。
しかし、信頼していた仲間たちは、次々とネクストステップへ。
応援の気持ちで送り出したものの、人員の補充がないまま、説明もなく回ってくる、よくわからないたくさんの仕事に追われるように。
何とか頑張ろうとしましたが、気持ちが入らない仕事はどうしても空回り。
純粋に楽しめない、再び新卒時に危惧していた「何でも屋」になりそうだと気付くと、毎日タスクはこなすものの、時間が過ぎるのを待つばかり。
「空虚」でした。
学びもありましたが、苦しかったです。
「時間」=「命の使い方」なのに、こんな使い方でいいはずがない。
結果、夫との仲は険悪になるわ、数カ月連続で子どもの感染症が自分も罹患するわの悪循環に陥り、一時期は本当にどん底でした。
そこから心身を回復させ、後任社員へのOJTをして成長を見守り、自分の役割は果たせたと思ったタイミングで、転職のご縁が決まりました。
引き継ぎに余裕を持ち、最終日には1人ひとりご挨拶できて悔いなしです。
【転職活動ログ】ワーママ転職のハードルの高さ
私の転職活動は1年半ちかくかかっています。
実質的なスタートは2023年1月で、終了が2024年5月。
スタート当初は相当迷っていて、新卒入社した介護業界に戻ることも考え、デイサービスや生活相談員の求人を紹介してもらったこともありました。
でも、子育てですでにケア労働はしているし、介護の仕事は人生経験を積んだ後のほうがおもしろいと思いました。
直近でライターやマーケターの最低限の知識・経験を得てきて、会社員だけでなく個人でも働ける職種なのだから、これでやっていこうと決めました。
募集要項や会社の公開情報を読み込んで「ぜひ働きたい!」と心から思える会社にだけ応募したので、すべて面接の機会をいただくことができました。
※ライターゆえに書類作成は得意なのだと、今、改めて気付いています
とはいえ、内向的で話すのが苦手な私は、面接ではことごとくボロボロ。
「笑顔がない」「強みが見えない」など、新卒レベルの率直なフィードバックをいただくこともあり、フルリモート環境下の怠惰を痛感しました。
転職活動が停滞していた2023年12月にSHElikesに入会し、知識のリスキリングだけでなく、転職に関するコースやイベントの受講ができ、言語化やアピール方法などのインプットができたのは、最後の一押しになりました。
ワーママの転職活動の気付き
子どもが産まれると、どうしても転職のタイミングが左右されます。
個人的には、今がちょうど良かったのではと振り返っています。
私はまだ小学生の育児経験がありませんが、周りのお話をお伺いすると、
宿題、学童、お弁当、長期休み、人間関係、クラブ活動、登校拒否など、
保育園とはまた違う課題がありそうなので、今から心構えをしています。
不安もありますが、働き方を自分でデザインできて、周りの目もあまり気にしなくて良い時代になったのは喜ばしいこと。
まさに「風の時代」に入ったなと感じます。
直近1カ月は新しい生活に「慣れること」が第一目標。
まだSHElikesでもやり残していることがたくさんあるので、子どもの成長とともに、自分の成長も楽しんでいきます!
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