人類学を学ぶこと

人類学を学び始めようと思っていろいろ調べているのだけど、ヒットするのは、文化人類学ばかり。

やっと、日本人類学会なるものにたどりたいたが。

学んでいきたいのは、宗教の多様性であったり、人間というものの位置づけ。

単に皮膚で囲まれた存在ではなく、宇宙全体とのつながりがあっての生命体であるという仮説。
生命とは何かとか、ジェームズ・ラブロックのガイア仮説とかも関連するのだろうが。

トランスパーソナル心理学の範囲かとも思うが、ちと違うようにも思う。

人間の意識状態などは、ケン・ウィルバーが意識モデル についてまとめていし。
粗大(グロス)
微細(サトル)
元因(コーザル)
究極(アルティメット)

その意識状態は、仏教の悟りへの階梯にどう関係して、何が起こるのかとか。

臨死体験と退行催眠体験で得られる情報はいったい、なになのかとか。

易、ホロスコープ、タロットなどはいったいどこにアクセスしてるのかとか。
呪術や神事でやってることは、いったいなんなのかとか。

ブラックホールのシュバルツシルト半径というものが存在するということは、我々の知性は大したことないということが言えるし、やはり意識と物質との相互関係は何がしかあるわけです。

鍼灸などの仕組みはまだ何もわかってないし、ホメオパシーなんて、攻撃の的に何度もされてるけど、やはり効果が現れる場合が多い。

病気がちだった人が、家を引っ越したら病気が消えて、病気がちだった人が住んでたとこに引っ越してきた人が病気がちになったり。

なんかあるわけですよ。
すべて科学、物質還元主義で考える人々とは、あまり話が合わなくて。阿弥陀一仏の信仰に囚われて、それの範囲を超えると、怒り出したりする人とは距離を取りたいし。だからといって、コミュニケーションしないわけでなく、うわっつらだけで付き合えればいいことですし。
カルトも犯罪も戦争もウイルスもなくならないと思っているので、それを生きる中でどうやって切り抜けるかは、「死」を中心に据えればきっとわかるだろう。
それから、逃れようとするのでなく、無くならないものだから、どうやって付き合うかということなわけですよ。
さるべき強縁があれば、同じようにしたりなったりするのは、ミルグラムの実験や再実験で証明されているので。

まあ、そういう疑問や興味が出てくるわけですよ。
結局、それらをマルっと収めながら真宗の僧侶をやっていくにはどうするかということの、方向性が、勝手に一つの学問、一人学会を立ち上げればいいのかなあと。

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