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#8 何から始めれば・・・悩みを抱える学生に実務家アドバイザーがかけた言葉とは

前回の記事はこちら。

前回に続き、今回も上田さんから学生に対してのアドバイス回。
前回同様、「専門性」という言葉がキーワードの1つになっているが、今回はどのような言葉が投げかけられるのか。


『そういう事でいいと思うんで、始め方は。』

写真左から司会役、上田さん、藤本さん


上田さん『いいですか。専門性とかさっき言ってしまったんで、それこそ服の勉強ってやろうと思ったらどこまでもできるわけじゃないですか。それは言いましたけど、正直あとでいいです。それを考えすぎちゃうと始めれないと思うんですよ。

もちろん、自分が楽しく勉強するんやったら全然いいですけど、勉強って言っても深いんで。僕でも全然まだ知らない知識がいっぱいあるんで。
なんで、もう(自分は)先に始めちゃうんで。コンセプトを定めるのもそうですけど、服。自分の服を作るっていうところ、さっきも言いましたけど、パターンから作るのか。

この前ポップアップを友人がやっていたんですけど、そこでこれをしたいと言っていたのが、「今はワンポイントしか入れれていないけど、後々は、というか本当は、地球の大地と自然の恵みだけで自分が1から作ったもの全部で作りたいな」って言っている人っていう。それくらい。そこから答えるのか。
その人、この前蚕買っていたんですよ。取り寄せて買って。
でも、蚕って冬に買っちゃうと死んじゃうみたいな。それくらい繊細で。
春に届くみたいですけど、それくらい1から作ってくるみたいな。蚕で1枚ミニチュアサイズの服でもいいんで作りたいみたいなことを言っていて。
なんで、それくらい自分でパターンを作って、そのHAREに似たようなブランドを作るのか。

HAREってたしかアダストリアっていう会社、GLOBAL WORKとかと一緒のとこですよね。GLOBAL WORKとかHAREってちょっと違う。ただ、HAREも割と低価格で、若者向けの、大学生とかの服をイメージしてっていう、そういうコンセプトがあったりすると思うんで。

結局、色々言ってますけど、服やったら服作る(方法)っていうのも調べたら出てくるので、ワンポイントとかこういうロゴデザインにするとかだったらいけますし、1からデザインするっていうのであれば、デザイナーの方を探すとか。それでいうと、僕がデザイナーの友達いるのでご紹介しますし。

あとそれでいうと、メイクの方か。
メイクの方が、本当にメイクの現場に行って、隣でちょっと勉強させてくださいとか、メイクの仕事の一連の流れを見るとかそういう事でいいと思うんで、最初の始め方は。そこからどんどん流れになっていくと思うんで。具体的な始まり方で言うと、そういう風になるのかな。』


『何から始めればいいのか…』

岡田さん『結構、何から始めるっていうのが、僕の中で一番大きかったので、今回お話していただいたこともそうなんですけど、SNSの方では時々発信しているので、そういった活動であったりとか、デザイナーの方とかにお話を聞いたりとか、まずはそういったところから、すごく僕自身が動いていかないといけないのかなと感じました。


『何から始めればいいか分からない』。そう話す岡田さんにとって、今回、プランと密接している『服』に日常的に携わる上田さんからの言葉は、今後活動していく上で支えになる言葉になったのではないだろうか。


第1回目の記事はこちら。


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