好奇心はいつだって新しい道を教えてくれる。(ウォルト・ディズニー)

【考えるヒント】
何かに興味を持つことは、何かに疑問を持つことと同じだ。または、違和感を持つということでも良い。なんでこうなっているんだろう?なぜ、これが生まれたんだろう?もし、人間ではない違う動物が文明を持っていたらどうなっているだろう?泣いている子どもを笑わすためには、どうしたらよいのだろう?こんなことで良いのだ。この疑問や違和感が、何かに興味を持たせるのだ。

それでは、疑問や違和感は、どうすれば持てるのか?それは、当たり前と言う感覚を捨てることから始まると思う。何かを見て、当たり前だなと思ってしまえば、疑問も違和感も持たない。自分の中での処理が、当たり前のことだから、という判断で終わるからだ。そうではなく、見たものが自分の中で何か変じゃないか?とフラットに思えるためには、当たり前という判断をしないことから始まるのだ。

当たり前と言う鎧を捨てて、純粋に、そのものを受け止めることだ。そのことからしか興味は湧いてこないはずだ。興味のあることに探求が生まれる。その探求が私たちを違うところに連れて行ってくれるはずだ。素直に、心で感じることだ。すぐに判断するのをちょっと待ってみよう。

【考えるヒント・今日の言霊】
2021年3月17日(水)VOL.5156
作者:中土井鉄信(合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表)

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