私たちの心は、簡単に善悪の間を振れてしまう。いつでも善良な行為や想いをしている人間はいないし、逆に、いつも邪悪な行為や想いをしている人間もいない。

心は天国を創り、また地獄も創る。(ミルトン)

【考えるヒント】
人間は、善良な面と邪悪な面が混在している。いつでも善良な行為や想いをしている人間はいない。時には、邪悪な行為や想いをもって他人に接することがあるし、逆に、いつも邪悪な行為や想いをしている人間もいない。

私たちは、時と場合によって、善良にも邪悪にもなってしまうものだ。だから私たちは、その善良な行為や想いをいつも忘れずにいることだ。そうしないと、自分が不愉快になった時、自分が窮地に追い込まれた時に、邪悪さが出てしまうからだ。人間は、無意識に自分を守るために、簡単に善悪を超えてしまう存在だからだ。

私たちの心は、簡単に善悪の間を振れてしまう。その振れをいつも意識して過ごすことだ。善でありたいといつも意識することだ。そういう想いこそ、私たちを高みに連れて行ってくれる地図なのだから。

【考えるヒント・今日の言霊】
2021年6月22日(火)VOL.5225     
作者:中土井鉄信(合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 代表)

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