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最も笑うべき、最も向こう見ずな希望が、時として異常な成功のもとであった。(マルク・ド・ヴォーヴナルグ)

【考えるヒント】
私たちは、無難に生きようとしていないか。大きな失敗や大きな成功を避けて、無難に生きようとしていないか。その方が、自分が傷つかないから良いと無意識に思っていないか。

人生一度切りだから、たまには、無難にという気持ちを横において、チャレンジしてみるのも良いと思わないか。今からじゃ遅すぎる!と思って、しり込みしなくても良いのではないか。冥途の土産に、1回ぐらい、周りが呆れるようなチャレンジをしてみたらどうだろうか。

人間、無難を捨てた生き方を少しでもした方が、後々のためになる。なにせ、自分が傷つくからだ。周りからは馬鹿だと言われ、中々うまくいかず、結局は、失敗することになる。こんなみじめなことはやりたくないから今まで避けてきたのだろう。しかし、1回くらいいいじゃないか。やってみても。無難を捨て、そして、無難に戻る。それで良いではないか。無難の深さが違ってくるはずだから。

【考えるヒント・今日の言霊】
2021年6月15日(火)
VOL.5220     
作者:中土井鉄信(合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 代表)


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