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人間は、自律的に判断することが出来てこそ、他人と共に生きていくことが出来るのだ。

人は全て自主独立すべきものである。自立の精神は人への思いやりと共に人生の根本を成すものである。(渋沢 栄一)

【考えるヒント】
人間は、関係性の動物だから、中々自由を行使できない。しかし、だからと言って、他人に依存してはいけない存在だ。そして、独りよがりのような生き方では、誰も自分を認めてはくれないし、他人に依存しているだけの自分でも、同じように誰も認めてくれはしない。

人間は、自律的に判断することが出来てこそ、他人と共に生きていくことが出来るのだ。そして、そういう自律的な人間だからこそ、他人に対する思いやりの心が生まれるのだし、他人を思いやって生きていけるのだ。

個人の自律を私たちは、意識することだ。そして、その自律的な人間同士が関係をしあうのだから、他人を尊重することだ。ここが、私たちにとっての大切なポイントだ。自律的な人間だけが、よりよく他者の関係を構築することが出来るのだ。

【考えるヒント・今日の言霊】
2021年3月31日(水)VOL.5166
作者:中土井鉄信(合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表)

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