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楽観よし悲観よし。悲観の中にも道があり、楽観の中にも道がある。(松下 幸之助)

【考えるヒント】
人間は、どんな時にも自分なりの意味を見出して歩いていくものだ。自分ではとんでもなく難しいと思える状況でも、それなりに打開策をもって、歩いていくことが出来る。また、順調に思える時でも、慎重に歩みを進めていくことが出来る。状況をどう思おうが、人間は、自分なりの解決策をもって進んでいくものだ。

だから、自分の前に大きな壁が立ちはだかろうと、気にすることはない。堂々とその壁に向かって、歩を進めよう。そして、その壁をどうするかを考えよう。乗り越えていくことも、壁を避けて遠回りをすることも、はたまた、壁に穴をあけて、通り抜けようとすることも、私たちの自由なのだ。歩を進めることだ。

人間が生きていく中で、どうしなければならないということはない。決まった方法など何もない。その都度、自分で選択することだ。どういう選択が自分にとって一番なのか。与えられた状況ごとに考えることだ。それこそ、人間の自由意志が問われるのが、人生だからだ。

【考えるヒント・今日の言霊】
2021年12月8日(水)VOL.5346     
作者:中土井鉄信(合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表)

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