行動をすることでしか自覚は出来ない。

己の持って生まれた気質の能力が、実地に試される時、人間は初めて己を知る道を開くであろう。（小林 秀雄）

【考えるヒント】
私たちの能力は、いつも潜在的だ。その潜在能力を発揮するためには、実際、自分で行動をしてみるしかない。行動をした結果、その能力があるのかないのか、はたまた能力はあるが、上手く使えないのか、どうなのかが分かる。そう！行動をして初めて、自分の能力が自覚出来るのだ。

人間は、実際の行動を通してしか、自分自身と向き合えない代物なのだ。行動をしない限り、自分が現実に試されないからだ。試されないところに、自分自身との対話は生まれない。行動をした結果、自分にとって、この
結果はどういうものなのかと、自身との対話が始まるのだ。

自分の能力を行動で発揮しよう。自分にはどういう能力があるのか。行動をすることでしか自覚は出来ない。まず、行動をしてみよう。

【考えるヒント・今日の言霊】
２０２０年１１月６日（金）ＶＯＬ.５０６７　　　　　
作者：中土井鉄信（合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表）