解決策がわからないのではない。問題がわかっていないのだ。（ギルバート・ケイス・チェスタントン）

【考えるヒント】
私たちは、問題が発生した時、起きている現象にとらわれ過ぎてしまう。現象が起こる原因よりも、現象そのものにとらわれて、その現象を問題にしてしまう。しかし、重要なのは、現象ではなく、その現象を成り立たせている原因なのだ。それを本当の問題＝真因というのだ。

問題と思われる現象が発見できたら、その次は、その原因をしっかり理解することだ。その原因が分かれば、必ず解決策は出てくる。現象に引っ張られないようにすることだ。

解決策を見つけるために、その問題の原因をしっかり理解することだ。トラブルの対処は、現象から、原因をあぶりだし、原因が確定したら、その原因を解消する解決策を考えることだ。この順番でトラブル対応をしていこう。

【考えるヒント・今日の言霊】
２０２１年５月１１日（火）ＶＯＬ.５１９５
作者：中土井鉄信（合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表）