自分の役割って何だ?
大人になると私たちは、社会的役割を担う。
子どものうちは家庭内でなんとなく、長男に期待されること、次男の役割はこう…のように、きょうだいや親子間で暗黙の役割があるが、それこそ、社会人になれば、任意の集団(会社など)の役割が意図的にある。そこを理解して行動するかどうかが、社会的な価値を決めていく。
本来なら、人間は社会的な場面で役割に応じた人間になっていくはずなのだ。その役割を理解していればだが。しかし、大概の人はその役割を理解しないで、自分の都合のよいように生きてしまう。ここが残念な結果を生む元だ。
だから、私たちは意識的に自分の役割を理解し、その役割に応じた人間になっていこう。そして、その役割を自分自身で広げていこう。そうすれば、私たちは社会的に大きな人間に自然となっていく。立場が人を創るというが、それは、その立場に意識的になろうとする人間だけがそうなるということだ。