塵も積もれば山となるのが人生だ。
塵も積もれば山となる。この言葉が人生だ。人生とは日々の塵をどう山にしていくかを考え、行うことだ。そして、塵とは自分の中の想いだ。この想いを生きていく中で徐々に大きく高く積み上げていくことだ。
ということは、努力が問われるということだ。塵がゴミになる。そして、ゴミが山のように積み重なっていく。さらに、山のようになり、聳え立つ。塵のような目に見えないものを徐々に見えるものにし、最初はゴミなのか宝なのかもわからず、しかし、自分の想いを形にしようと努力する。そのうち、なんだかわからないが、形になってくる。そして、ちょっと目立つ小山のようになる。そこから、更に努力をして、山になり、皆から、ゴミではない、存在感を感じてもらえるようになり、立派な山が出来る。これが人生だ。
愚直に生きる。その生き様こそ、人間の本来の姿だ。その姿を求めることの中にこそ、自分の生き方がある。目には見えないものを見えるようにする。それこそが人生なのだ。