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生は永久の闘いである。自然との闘い、社会との闘い、他との闘い、永久に解決のない闘いである。闘え。闘いは生の花である(大杉 栄)

【考えるヒント】
生きて行くということは、動くということだ。動くということは、意志があるということだ。そして、意志があるということは、葛藤があるということだ。つまり、私たちは、何者かと闘いながら、生きているのだ。

それでは、私たちは、何と闘っているのか。様々なものと闘っているように思えるが、実は、一つだ。結局は、自分自身と闘っているのだ。それでは、どういう闘いをしているのだろうか。

自分自身との和解だ。許しがたい自分との和解だ。自分を自分で認めようと闘っているのだ。この闘いが一生を通じて繰り広げられるのだ。私たちは、闘うことだ。自分自身と。そして、自己を受け入れたら、ここからは自己拡大をしていくことだ。自分の醜さやどうしようもなさを認めれば、自己拡大へ向かうことになる。その時、人生の闘いは、レベルが上がっていくのだ。より良い人間になるための闘いになっていくからだ。

【考えるヒント・今日の言霊】
2021年7月19日(月)
VOL.5244     
作者:中土井鉄信(合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 代表)


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