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【日米肥満率】国によって理想の体型は違うらしい

こんにちは。

旦那さんがアマゾンで体重計を買い(やがり)ました。おかげさまで数万年ぶりに現実と向き合うことになり、そしてダイエット中です。

今日は日米の体型の比較と、理想の体型についての話をしようと思います。


先進国トップの肥満大国アメリカと痩せている日本

先進国の中で1位、肥満率35%を誇るアメリカは、10年以内に2人に1人が肥満になる日が訪れるかもしれないそうです。(肥満=BMI25以上)

米国の肥満率、10年以内に50%超える恐れ

しかしハワイ州は、全米の中でほぼ最下位49位の肥満率23%で、アメリカの中では比較的痩せている州なのだとか。理由はわかりませんが、考えられることとして日系人を含むアジア人率が全米1位の40%であることが関係しているのでは、と思いました。

なぜなら、日本人の肥満率はなんと4%!!先進国の中でもトップクラスに痩せており、日本より肥満率が低いところは残念ながら発展途上国ばかりでした。またお隣の韓国は7%、中国は5%、アジア諸国は全体的に肥満率が低く、世界平均18%よりかなり低い数値となっており、アジア人は全体的に痩せている傾向にあるといえます。

WHO世界の肥満ランキング

つまり日本人はどう見ても世界の中で痩せている!!

それなのにさらにダイエットに励んでいる国民たち、SNSを開けば「もっと痩せないとやばい」、「太った」とどうみても平均よりも痩せている人たちが、体型をかなり気にしているように感じました。

どうしてたくさんの人がもっと痩せたいのか。(アメリカの方が本当に危機的なので健康のためにもダイエットした方がいいと思いますが。。)もともと太れない体質、健康診断で引っかかったという人を除いて、根本的な原因を2つ考えてみました。


原因1:痩せていることが理想、モテると思っている

これは実際に日本に住んでいた頃、私がいつも思っていたことです。モデルも美人芸能人もインスタグラマーも太っている人はほぼいない、つまりこれが正解の体型だと刷り込み完了していたので、その体型にならないと可愛くないのだと思い込んでいたのです。彼氏を作るためにはまず痩せていないといけない、ぐらいに思っていました。

実際の男性の理想は、普通から痩せている人が好きな傾向にある、「しかしただ痩せればいいのではなく出るところは出てくびれがある」というパーフェクトボディーじゃんそれ、を求めていることがわかりました。


原因2:周りから言われる、比べる、体型バッシング

これも実際に体験済みですが、久しぶりに会った親戚には挨拶より先に太ったと言われ、家族ならまだしも友人や会社の先輩や上司にも日頃から言われる文化で生活してきたため、顔で笑い、心で泣きました。笑。その呪縛から離れるには普通より痩せる必要があると思っていました。(むしろそんな中でも痩せなかった私の精神力。。。)

こうして理想の体型とはどうみても痩せていることだと思うようになりました。しかし、アメリカで生活していると、どうやらガリガリがモテていないらしい(デブはもちろんモテませんが)、男性がホットと思う女性は健康的でセクシーな女性ばかりなことに気づき始めました。


太っている=自己管理ができないと思われるアメリカ

肥満大国アメリカでは、肥満の方は平均年収以下が多く、高年収の人で太っている人は少ないと言われます。(日本だと太っている人を探すのが難しいので比較が難しいですが)なぜなら、体型が生活を現わすため、太っている=自己管理ができない=仕事もできないのような式になっているからです。

実際にホワイト企業にはジムが完備してあるところも多く、バリバリ働く人ほどワークアウトに熱心で体もフィットしている傾向があります。


人種のるつぼのアメリカ人の理想の体型

典型的で代表的なものを大げさに挙げるとすると、男性は上腕二頭筋を太ももぐらい太くムキムキにすることにこだわり、女性はヒップに何か入っているんですかサイズへ大きくすることにこだわっているのが、一般日本人から見たアメリカ人の理想の体型です。大げさすぎました。しかしこれは自己満足の部分が多いのでみんなの理想とは言いにくいですね。

人種もバラバラで、考え方も様々な人が住むので「人それぞれ」が正解なのですが、、、アメリカの中では比較的肥満が少ないここハワイの人々を見ていると、理想の体型とは「健康的に見えること」なのではないかと思います。

毎日ワークアウトをしている人を大量に見かけるハワイでは、ビーチが身近にあり体を出す機会もかなり多いため、マッチョすぎたり、ガリガリすぎたりというよりは「ほどよく筋肉があり健康的なモデル体型」(なんだそれ)な人が視線を集め、目指す人が多い体型のようです。


”ガリガリこそが神”教から抜け出す

私もアメリカへきて2年、ようやく「ガリガリこそが神」教の呪縛を抜け出し、「健康的な美こそ理想」だと新たな刷り込みが完了しました。刷り込み完了後は不思議なもので、前まで憧れていたガリガリモデルを見ても、今や不健康に見えてもはやスタイルがいいとは言えないと思うまでになりました。笑


外見についての発言はタブー

ここまで体型について思う存分話しましたが、アメリカでのマナーの1つに、「他人の外見について発言することはタブー」というのがあります。様々な人種が一緒に住む、個人主義であることから相手の外見について、たとえそれが褒め言葉のつもりであっても十分に注意する必要があるのです。

日本に帰国するたびに体型のことを言われる文化(私の家族だけでしょうか)がどうにかなれば嬉しいです。笑


理想の体型は人それぞれですし、国によっては太っている=美のところもあるみたいなので違いがあっておもしろいですね。

ガリガリこそが神教から抜け出したので、健康的な美こそ理想教の人が増えたら嬉しいですね笑。♬


ではまた、Mahalo!

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