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今だからこそ記したい黒石寺蘇民祭④ マツリズムの体感ツアーで分かった 人生を変える力
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私は「祭り好き」でもある一方で、一般社団法人マツリズムの代表という立場でもある。2016年11月に法人を設立して一発目の企画が蘇民祭体感ツアーだった。だから気合も入った。
参加者が祭りの非日常性や地域の人たちに触れることで新たな発見やエネルギーが湧く機をつくりたいと思い、現地の人たちにも協力してもらってプログラムを練った。安い金額ではなかったので、当時正月に地元の温泉に浸かりながら果たして本当に人が集まるのか不安な気持ちだったことを思い出す。
対象者:以下に当てはまる40代以下の健康な男女
・キャリアや恋愛などに閉塞感を感じ、それを打ち破りたいと願っている方
・普通の旅行や手軽な体験に飽き足りてしまい、非日常体験を欲している方
・知識やノウハウでなく、人間として「生き抜く力」を高めたいと思っている方
結果、とてもモチベーションの高い人たちが集まってくれ、みんな真剣に取り組み楽しんでくれた。「学生最後の卒業旅行をインド旅行にしようか迷いまいたが、蘇民祭を選んで正解でした!」と言ってくれたのは嬉しかった。
そして、参加者の一人がSNSにこう熱く記してくれた。
この祭りで得られたのは、”俺ってもっとやれんじゃん”という気づきと自信である。人は気合で寒さにも、煙にも、そして漢の重圧にも耐えることができる。そんなポテンシャルを過小評価し、できないと思いこむのはとてももったいないことである。この体験をバネに、自分の可能性を十分に発揮できるように、頭の使い方を変えて、自信を持つことに決めた。
知り合いだった彼は色々うまく行っていなくて、鬱っぽくなる直前だったと思う。でも元々のエネルギーはある人だったので蘇民祭で水を得た魚のように輝いていて、今でも会うと当時の感謝を伝えてくれる。
「蘇民祭には人生を変える力がある」
その時確信したことを覚えているし、マツリズムを立ち上げて一番やりがいを感じた瞬間の一つだった。
その後もコロナ禍直前の2020 年まで同様の企画を続け、のべ20 名以上の蘇⺠祭デビューをさせてもらうことなった。2019年には地元紙の一面にデカデカと取り上げてもらったこともあり、この頃になると地元奥州の人もマツリズムを認識してくれた。
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2015年に蘇民祭に参加して、ツアーに一緒に参加しくれた人たちや当時の琴ことはどれも自分にとってかけがえのない思い出だ。それぞれみんなにありがとうと伝えたい。
高橋くん、みーさん、岩城さん、藤波さんをはじめ地元の方はいつも歓迎をしてくれた。そのことも本当にありがたい。
そして自身の経験だけでなく、マツリズムに参加したメンバーを通して「祭りには人を変える力がある」と確信させてくれた黒石寺蘇民祭に心からの感謝と敬意を。これまでも、そしてこれからも。