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Learning by Doing(為すことによって学ぶ)


新年度より新しくマナビノキの仲間に入ってくださった皆さん、どうぞよろしくお願いします。

一足早く咲いた桜も散り始め、桜の花びらが舞い散る中、入学式、始業式を迎える子たちが多いことでしょう。改めまして、進学、進級おめでとうございます。

「為すことによって学ぶ」とは?

さて、みなさんは「為すことによって学ぶ」という言葉を聞いたことがありますか?

この言葉はアメリカの教育学者デューイの「Learning by Doing」 を日本語に訳した言葉です。デューイは「人は、経験したことから学ぶことが多い。だから自分の経験したことを基に考えを深めることでさらに成長し、その経験を価値付けていくことを繰り返していくことが重要である。」と唱えています。私は教員時代も含め、今現在、マナビノキで活動していて本当にその通りだなと思います。

やったことないから、知らないから、と物怖じしてしまう子もいますが、1度勇気を持ってやってみれば、「楽しかった!」「もっとやりたい!」という子どもは多いです。その中で、新しいことでも挑戦してみよう、怖がらずにやってみよう、そう学ぶのです。

先日も卒業生を送る会をしたのですが、企画や準備を含め、改めて6年生の存在や感謝の気持ちに気づくことができた子たちも多かったですし、新6年生の子達にとっては、次は自分たちがその存在になるんだ、という意識も芽生えたようです。

同様に新入生を迎えるに当たっても「マナビノキはどんなところ?」と紹介するために、自分のこれまでの過ごし方を振り返ったり、自分にとってここはどんな場所なんだろう?と改めて考えたりする姿がありました。

体験により、本物の「充実感」や「達成感」を得ることができる

火起こしをはじめ野外での調理や創作活動、また登山やロングハイクなどの体験活動においても、実際に体験する、活動することを通して学ぶことは多く、辛いことやきついことほど、それを乗り越えた時の充実感、達成感を人一倍感じることができます。

為したことがない人には、どれだけ言葉で語られたとしても、YouTubeで詳細に説明されようとも、本物のそれは感じることができないことではないかと思います。

3C(チャンス!チャレンジ!チェンジ!)

自ら考え、実行し、振り返り、次に生かしていく。最初は知らない状態から始まったとしても、興味をもち、粘り強く取り組むことが、自分の学びとなります。

「チャンス、チャレンジ、チェンジ!」

機会があるのであれば、その機会に飛び込み、失敗を恐れずはチャレンジし、変容していく自分を楽しむ、子どもも大人も誰もがさらに自分らしくいられる1年になりますように!

今年度もどうぞよろしくお願いします。

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