NPO法人マナビノキ

マナビノキは「知りたい!やりたい!のタネをマナビノキに育てよう!」をコンセプトに、子どもたちの興味関心からスタートし、「?」を解決する探究型の教育活動を実践している鎌倉の探究スクールです。

NPO法人マナビノキ

マナビノキは「知りたい!やりたい!のタネをマナビノキに育てよう!」をコンセプトに、子どもたちの興味関心からスタートし、「?」を解決する探究型の教育活動を実践している鎌倉の探究スクールです。

最近の記事

「学ぶことは楽しいこと?」

探究型学習によってどんな力が身につくのか? マナビノキでは、探究型学習をベースにワークショップやアフタースクールなど、様々な教育活動を行っています。「探究型学習って最近よく聞くけれど、実際にどんな力が身につくんですか?」と質問されることも多いです。 ・自分で身の回りから問いを見つけることができる ・自分で情報を集めたり、精査できるようになる ・自分でものごとを考え解決する力を身につけることができる といった学び方に関することもそうですし、 ・諦めないで最後取り組むことが

    • 子どもを「みとる」とは?大人の「見取り」が子どもを伸ばす!?

      ようやく梅雨入りし、ジメジメとした天気が続いている今日この頃。 みなさんいかがお過ごしでしょうか。 雨の日が続くと、子ども達も外遊びができず、気分も滅入りがちですね。 「今日も雨か・・・つまんないな〜」とつぶやく子も多いのですが、「なんでつまらないの?」と聞くと「遊べないから」「部屋の中でも遊べるじゃん」というと、「そうなんだけど…走れない」「なんで走りたいの?」と聞くと、「うーん、わからないストレス発散したい」 「じゃあ、ここでジャンプでもしてストレス発散したら?」と伝え

      • 「どうして勉強をしないといけないの?」と子どもに聞かれたら・・・

        新学期が始まってから、早いもので2ヶ月が経ちましたね。 先日までは新芽だなと思っていたのが、気付かない内に立派な青々とした葉に育っていたり、花が咲いていたなぁと思ったら、いつの間にか花が散って実になっていたり・・・。 5、6月は、植物がぐんと成長する時期ですね。 大人ががバタバタとしていて気づかないうちに、子どもたちも新しい環境に慣れ、新たな仲間と共に、たくさんのことを吸収して成長している、そんなものなのかもしれませんね。 「どうして勉強をしなければいけないの?」と聞かれた

        • 日々の生活の中に「自由研究」を取り入れよう!

          「自由研究」とは? マナビノキでは、ワークショップやスクールでの「マイプロ」など、体験型の学習と子どもたちの興味関心、好奇心を伸ばすという学びをメインにしています。 子どもたちが、自分の好きなこと、やりたいことを自由に研究する、まさに「自由研究」です。 身の回りのこと、最近気になっていること、今、自分が興味があるものについて、調べたり、実際にやってみたりしたことを、自分なりに、メモしたり、まとめたりしながら、自分自身の生活に還元するような活動、そういった取り組みです。

          予測不能な未来社会で生き抜いていくために、必要な「学びに向かう力」とは?

          教育にかかわる人の多くは、目の前の子どもたちに対して、 ・身の回りのことに自ら興味関心をもって取り組んで欲しい ・受け身ではなく、主体的に取り組んでほしい ・失敗を恐れずチャレンジしてほしい と願っているのではないでしょうか。 今日は、こうした「学びに向かう力」について、「チャレンジ精神」と「レジリエンス」という両側面から考察してみたいと思います。 「初めて」に出会うときは、誰でも不安 マナビノキでは、様々な体験活動に取り組んでいます。登山や川下り、サーフィン、S

          予測不能な未来社会で生き抜いていくために、必要な「学びに向かう力」とは?

          緊張するのは悪いこと!?適度な緊張感の中でこそ発揮されるパフォーマンス

          入学、進級から約1ヶ月が経ちました。新しい環境の中に身を置き、ワクワクする気持ちと、緊張感がミックスするこの時期。 子どもたち、そして保護者の皆さんにとっても、 「慣れるかな?」「大丈夫かな?」「どんな1年になるかな?」 とソワソワする1ヶ月だったことと思います。 「早く慣れるといいな・・・」「緊張している状態からリラックスした状態になりたい」そう思う人も多いかと思いますが、実は、この緊張している状態というのは、そんなに悪いことではないんです。 「適度な緊張感」は、最高

          緊張するのは悪いこと!?適度な緊張感の中でこそ発揮されるパフォーマンス

          「褒めて伸ばす」で、子どもは本当に伸びるのか?

          早いもので、長い夏休みも折り返し。立秋も過ぎたとはいえ、まだまだ厳しい暑さが続いていますね。 自分が子どもの頃と比べると、10℃近く気温が上がった昨今。 あの時「地球温暖化がくる」って言われていたのは、こういうことだったのかと改めて実感させられます。 年々夏が暑くなり、野外での活動においては、熱中症など危険性も増えています。連日、高校野球もやっていますが、野外での活動やスポーツなどにおいては、子どもたちの「限界値」の判断が難しくなってきましたと感じています。 自分自身、ず

          「褒めて伸ばす」で、子どもは本当に伸びるのか?

          子どもの「知りたい!やりたい!」を引き出すためには?

          6月が終わり、子ども達に「もう2023年の半分が終わっちゃったね。」と言うと「え!?嘘でしょ!早過ぎるよ。あと半年で中学生なの?嫌だな。」と6年生。 「早く時間が過ぎるってことは、楽しいってことだよ。楽しい時間はあっという間に過ぎるんだから。」と2年生が返事をすると、「そうだよ!工作するの楽しいもん!」と相槌を打つ1年生。思わずみんなで笑い合うという場面がありました。 この2年生の子が言うように、こうして時間が早く過ぎていくのは、子どもたちとマナビノキで過ごす日々は、忙し

          子どもの「知りたい!やりたい!」を引き出すためには?

          つまずいた時、立ち止まった時、どうすれば、進むことができる??

          「これでもか!?」というほど雨が降った数日間でしたが、週末はいいお天気に恵まれましたね。例年、この時期になると各地で災害による被害が報道されますが、今年は大きな災害がないことを祈ると共に、異常気象や気候変動などについて、子ども達と話題にしたり、学ぶ機会がもてるといいなと思っています。 子どもの意欲を継続させる声かけや対応とは? さて、新学期が始まり3ヶ月。まだまだ始まったばかりと思っていたら、実は4分の1が過ぎていた!という6月。「ドキドキの1年生頑張るぞ!」「新しい学

          つまずいた時、立ち止まった時、どうすれば、進むことができる??

          失敗を「失敗」にするか「発見」にするかは、自分自身

          新年度を迎え、1か月が経ちました。ゴールデンウィークを迎え、ちょっとほっとしている子ども達も多いのではないかと思います。 新しい環境に慣れるのには、子どもも大人もストレスがかかるものです。 ストレスではあるのですが、時にはそれが良い「刺激」になることもあります。 新しい仲間、新しい先生、新しい教室、学校その中で「ここでは、どんな自分になりたいかな?」 そう心に問いかけながら、その新しい気持ちを大切に過ごしていきたいものです。 失敗を恐れずチャレンジするようになったきっか

          失敗を「失敗」にするか「発見」にするかは、自分自身

          Learning by Doing(為すことによって学ぶ)

          新年度より新しくマナビノキの仲間に入ってくださった皆さん、どうぞよろしくお願いします。 一足早く咲いた桜も散り始め、桜の花びらが舞い散る中、入学式、始業式を迎える子たちが多いことでしょう。改めまして、進学、進級おめでとうございます。 「為すことによって学ぶ」とは? さて、みなさんは「為すことによって学ぶ」という言葉を聞いたことがありますか? この言葉はアメリカの教育学者デューイの「Learning by Doing」 を日本語に訳した言葉です。デューイは「人は、経験

          Learning by Doing(為すことによって学ぶ)