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作文力を伸ばす 〜浜松西高中等部入試のメモ取りテクニック〜

私が指導している浜松西高中等部の入試では、作文問題が出題されます。近年出題傾向は易化していますが、高得点を目指すには充分な練習が不可欠です。

この作文問題では、与えられた文章を正確に読解し、質問に的確に答える力が求められます。これができれば高得点も夢ではありません。しかし、問題文を都合よく解釈し、頭に浮かんだことをそのまま書き連ねるだけでは高得点は期待できません。

では、点数が伸び悩んでいるお子さんはどうすれば良いのでしょうか?答えは「効果的なメモの取り方」を学ぶことです。

メモを取ることで、考えを整理し、効率的に作文を書くことができます。では、具体的にどのようにメモを取れば良いのでしょうか?


1. メモを取る時間を決める
短時間で要点をまとめるよう心がけましょう。例えば、5分間でキーワードや重要なポイントを箇条書きにしてみてください。

2. アウトプット(作文)を前提としたメモをとる
メモを取る際は、最終的に作文にどのように活かせるかを意識しましょう。例えば、論点ごとにメモを分け、それぞれの論点に対する具体的な例や根拠を書き加えてみてください。

3. メモの型を理解し、活用する
例えば「原因→結果」「問題→解決策」など、メモを取る際の型を意識することで、より構造的な作文が書けるようになります。自分に合ったメモの型を見つけ、活用してみましょう。


漠然とメモを取っているだけでは、効果的なアウトプットには繋がりません。作文を書く際には「これから作文を書く」という目的意識を持ち、効果的なメモの取り方を身につけることで、点数アップを目指しましょう。

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