ケースメソッド型セミナーの面白さ:板書について
合同会社manabicoの鶴ケ谷典俊と言います。
弊社ではケースメソッド型の研修やセミナーの企画・運営を担当しています。
ケースメソッド型セミナーの特徴は講義型セミナーと比較するとよくわかります。ケースメソッドで教える講師は自説を述べません。
参加者の発言を促し、繋げ、板書することでセミナーを形作ります。
参加者の発言がなければセミナーを行うことができません。
参加者が発言しやすいような雰囲気を作ることは講師の大事な役目になります。
弊社のケースメソッド型セミナーに参加していただきましたら、注目して欲しい部分があります。それが「板書」です。黒板やホワイトボードが一般的ですが、オンラインであれば私の場合、Noteshelfというアプリを使っています。zoomを使うことが多いので、共有画面にはNoteshelfにセミナー中に出てきた参加者の発言が書かれています。セミナー時間の進行とともに、丸で囲って強調された言葉があったり。ある言葉とある言葉が線で繋がれたり、図形のようなものが書かれていることもあります。重要なポイントとして参加者の発言したことのみ、が書かれているのです。
熟達したケースメソッドで教える講師が作る板書は丸で絵画のようにも見えます。通常は音声として消えてしまう発言が、板書され目の前に残り、その板書された発言をきっかけに発言が重なり、学びが進行していきます。私の技量ではまだ絵画となはりません。しかし、参加者の発言を真摯に受け止め、そして丁寧に扱って板書することを約束します。
ぜひ勇気を持って発言してください。セミナーの場で皆さんと議論できることを楽しみにしています。