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健康診断で「動脈硬化性変化」と判定されました。

こんにちは!
東京都羽村市にある医療法人真愛会の真鍋クリニックの副院長です。

今日も相談者様からのご相談に回答していきますね。

健康診断や人間ドックのシーズンに入って来ていますので、今日は人間ドックでの判定結果についてのご相談です。


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人間ドックでの眼底検査にて、「動脈硬化性変化」と判定され、「12ヶ月後に眼科または健診で経過観察してください」と診断されました。

具体的にはどういった状況なのでしょうか?

(50代・男性)

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人間ドックで「動脈硬化性変化」と判定されたのですね。

「動脈硬化性変化」とは、その言葉の通り、目の血管に“動脈硬化”の変化が見られますよ、ということですね。

目というのは、ヒトの体の中で唯一“直接血管を見ることが出来る”臓器です。つまり、糖尿病高血圧などいわゆる生活習慣病と呼ばれる病気が、目を通して直接確認することが出来ます。

例えば糖尿病の三大合併症は
① 腎臓
② 足や手の指
③ 目の「網膜」
に症状が出ます。糖尿病網膜症は、眼底出血や網膜の循環障害を引き起こし、ある日突然大量に出血しますので、“朝起きたら視界が真っ暗”になることもあります。動脈硬化は、糖尿病や高血圧などすべての生活習慣病の元になりますので、注意が必要です。

相談者様の場合は、「12ヶ月後に眼科または健診で経過観察してください」との診断だったとのことですので、急な処置が必要な状態ではないと言えます。

ただし、「隠れ糖尿病」や「隠れ高血圧」が目の健康診断や人間ドックで見つかることもありますので、一度内科などで診てもらうのもよろしいかもしれません。

ご相談ありがとうございました。


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