映画「ゴジラ−1.0」鑑賞記録〜男たちの大和魂と「とにかく生きろ!生きて行け!」〜
映画、「ゴジラ−1.0」を一人映画館で観てきた。
我が家の小学6年生の息子が、物心ついた頃から、
大のゴジラファンだった。
普段は控えめで、実直に黙々と勉強や好きなことの追求を積み上げる我が息子なのだけど、心の奥底には、生真面目さや負けず嫌い精神、そして頑固さを持っている。
そんな息子がこちらの映画を公開早々に観に行って、「お母さんも観にいってきな!とにかく良いから観に行ってきな!!」と言われていた。
そして、私のnoteやツイッターの何人かの男性フォロワーさんもお勧めされていたので、世界的にも評価されているこの映画は、きっと映画館で観た方が良いだろうな!と。
結果、
ものすごく良かったです。
男達の大和魂に泣いた…………………
↓※これより先は、ネタバレを含みますので、これからご鑑賞予定の方はご注意ください。
この映画の舞台は、終戦後の日本。
私がこの映画で心にグッときたポイントを書いていきたいと思う。
◇◇〈グッときたポイント①〉◇◇
→男達の大和魂が半端ない
この映画に出てくる登場人物たちは、基本的には男性がメインだった。
そして終戦後、東京は焼け野原になって、そしてやっとこさ復興の一歩を歩み出したってときに、今度は、強者・無敵のゴジラが東京に来ちゃったじゃ〜ん💦ヤバ過ぎでしょ💦どーする!?💦て、ざっとそのようなストーリーだ。
ゴジラってどの映画でも、とにもかくにも東京を襲おうとする。東京に執着している。
(当然か。その設定だからストーリーが盛り上がるのだろう。)
もう日本中が右往左往。
国の司令塔は、他国との力関係やら何やらがあって、自らは動こうとはしない。責任のなすりつけ合い状態だ。
そこで、民間の男達→戦争を生き延びた、元海軍所属などの屈強な熱い男たちが、
『おいおい💦勘弁してくれよ💦
今度はゴジラかよ……………でも、ま、勝ち目はないかもしれんけど、何もやらないんじゃ男がすたるしな!俺ら男達でやったろーじゃん!ゴジラやっつけたろ!!とゆーか、俺達しかやる奴おらんしな。◯◯作戦開始!!!』
そのような展開となる。
私がグッときたのは、戦争で死なずに生き残った男達は、「自分は戦争を生き延びてしまった……」という罪悪感や、深い深い心の傷を抱えながら生きていたって描写だった。
戦争の時代は『男達はお国のために命を捧げてなんぼ!』って教育、国の教えがあった時代だったから、たとえ戦争を生き延びたのだとしても、それはそれで、相当な苦しみを抱えながら生きることになったのだろうな、と想像した。
主人公役を演じていた神木隆之介くんが、そのようなトラウマに苛まれながらも、執念と強い怒りの気持ちを原動力にしてゴジラに立ち向かう迫真の演技で、素晴らし過ぎて泣いた。
◇◇〈グッときたポイント②〉◇◇
→とにかく、生きろ!生きてゆけ!!
もう言葉の通りである。
戦争では、計り知れない数の人々の命が無残にも失われ、生きたくっても生きれない方々がいた。
その方々の想いを、我々の世代も次に繋げなくっちゃ!と私も思っている。
だから小さくっても今の自分にできることする。
◇〈グッときた…いや、ギョッとしたポイント③〉◇◇→ゴジラがしぶと過ぎる=再生能力が高過ぎる
ゴジラ映画では毎回そうなのだけど、必ず映画の最後の最後に、怪しげな余韻を残して終わる。
「え………?まさか…………ゴジラ本当に死んだのか……………??」そう感じさせるような。
この後の展開がどうなるかのご想像は、あなた次第ですって終わり方だったように私は感じた。
以上、ゴジラ−1.0鑑賞記録でした。
素晴らしい映画でした。
感動をありがとうございました。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
記事を読んでいただきありがとうございます☺️これからも真摯に文章を書くことを追求して行きます。よろしくお願いいたします!