2022年7月16日(土)・17日(日)。山形市双葉町にあるやまぎん県民ホール前芝生広場にて、「まちなかクラフトvol.13 2022夏」が開催されました。雨予報の3連休でしたが、1日目は曇天、2日目はお天気に恵まれ見事な快晴に。照りつく日差しにひたすら涼を求めてしまうくらいの日中でした。
「まちなかクラフト」とは、クラフト作家や手工芸作家、ものづくり職人を迎えての作品展示販売のイベントです。今回は春の開催より22組増え、そのうち山形市初出展の作家さんは15組参加。飲食ブースや地域の出店もあり、さらなる賑わいを見せていました。
まちなかクラフト実行委員代表は、庄内刺し子作家・刺し勇さんこと小野寺勇一さん。
小野寺さんとは2年ぶりの再会でしたが、まさかのツインテールは予想外の変わりぶりでした(笑)髪型は大きく変化していたものの、相変わらずユニークでパワフルな小野寺さん。終始笑いの絶えない時間を過ごさせていただきました。
※庄内刺し子の詳細については以下過去投稿をご覧ください。
今回はそんな小野寺さんからお聞きした「まちなかクラフト」の想いや、初出展作家さんを一部ご紹介します。
◾️まちなかクラフトのはじまり
———まちなかクラフトはどのような経緯で始まったのですか?
簡易ミストは、暑さが厳しくなることを見込んで、小野寺さん自身で組み立てられたものだそうです。単にイベントを開催するというだけでなく、こうした来場者への配慮も感じられると、より人情味あふれたイベントであるのが伝わってきます。
◾️まちなかクラフトの想い
———まちなかクラフトへの想いを聞かせてください。
現在は、山形市のみで開催されている「まちなかクラフト」。
小野寺さんは、ゆくゆくは山形県4地方(村山地方・最上地方・庄内地方・置賜地方)で巡回展のような形で開催することも夢見ているそうです。
人々の生活に溶け込みつつ、かつ大事なものとして永く愛されている日本のものづくり。このようなイベントを楽しみに、開催地の山形県のみならず遠方からも訪れてくれる人が、今後さらに増えてくれることを願いたいです。
◾️山形市初出展の作家さんをピックアップ紹介!(2組)
Ardhi皮革(茨城県水戸市)
「Ardhi」は茨城県水戸市を拠点に活動されている皮革工芸のブランドです。作家の菅野里衣子さんに今回の参加や今後の活動について伺いました。
◉Ardhi詳細情報
BLUE WORKS(石川県金沢市)
「BLUE WORKS」は、石川県在住の小杉亜紀子さんが手がけるデニムのリメイクブランドです。古着のデニムをパッチワークで繋ぎ合わせ、さまざまな作品を作られています。
パッチワーク制作を仕事として始められた当初から販売されてる小杉さんのエプロン。改良を重ねて、現在はデザインのみならず機能も兼ね備えてさらに進化しているようです。
◉BLUE WORKS詳細情報
ご紹介した作家さんはほんの一部の為、他にもさまざまな作家さんが参加されています。
次回の開催は11月12日(土)・13日(日)。
自分のお気に入りや大切な方への贈り物を見つけに、ぜひ遊びにいってみませんか。きっとワクワクする作品に出会える2日間になるはずです。
◉まちなかクラフト 基本情報
〒990-0828 山形市双葉町1-2-38
(やまぎん県民ホール前芝生広場)
3月、7月、11月開催