
キャッチフレーズを作る
教室を運営するにあたり、方針の明確化は必須項目だ。
どの業界でも同様に行っていることだろう。よくあるのが、手法と目的を履き違えてしまうことだ。目的があって手法がある。
具体的には、学習塾として、子供たちの成果に特化することは必然だ。そして、対価として月謝を戴く。
このような流れは、当たり前と言えるが、どうしても売上目的の営業提案をしてしまい、ニーズに合わないことが多々ある。
もちろん短期的な目標数値を達成することは大事だ。
ただ、学習塾の場合、子供たちのコンディションも大きく関係する。
一筋縄に一律した成果を上げることは難しい業種と言える。これは、カタチのないものを販売する業界の方ならご理解頂けると思う。
もし性能や品質がカタチとして提示できれば、その技術力でカバーできるだろう。
しかし、人との関わり合いから生まれるサービスは、スタッフ個々の能力が要求される。したがって均一化しにくい業界とも言える。
私が方針を各スタッフに共有する際に行っていることは、キャッチフレーズを明確にすることだ。
なぜなら個々が同じ方向を向くためには、必要不可欠だからだ。
キャッチフレーズのポイントは、個々のメンバーが共感できるものでなければならない。
そのため、大きな枠を明示することだ。
例えば、私がやってきた教室では、イキイキする教室、楽しい教室、輪を創る教室など、かなり抽象的に方針を伝えている。
そのほうが個々の解釈が異なっていても、共通部分が増え、まとまりやすいからだ。
更に、個を活かす広がりが大きくなり、全体的に様々な対応が可能になる。
ただこれだけでは、具体的な行動まで落としきれないのでは?と思う方もいらっしゃるだろう。
その通りである。どうすれば、方針に掲げたことを達成できるのか、道標が必要になってくる。
そこで、達成すべき考え方や行動指針に落とし込む。最終的に方針に向かっていくように選択してもらえればいい。
キャッチフレーズは、最終的に達成する目標であるので、それに向けて尽力していく必要がある。
その為には、ゴールになるキャッチフレーズから逆算して手法を提示し、実行に移してもらうことが大切だ。
そして、様々な手法が存在する。特に十人十色の人達が関わる学習塾は、異なっていて当然である。
そのため、スタッフの熱意や力量、コンディションに応じて、マッチングが高い子供たちを配置することが必要になる。
その見極めが責任者が行わなければならないことになる。
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