「隣人の愛を知れ」「海の見える理髪店」を読んだ日
すっかり投稿に間が空いてしまいました。
なぜならクリスマスのこのタイミングでコロナに初感染したからです。
見事にこの週末は家で大人しくするクリスマスです。
とは言うものの、熱にうなされていたのは平日の間だったため、近所をお散歩程度には歩いたけど、体力どこ行った…?
そして私の味覚もどこへ…?
一緒に暮らしている恋人には色々と迷惑をかけてしまったけれど、鬼の免疫を持っているのか陰性をキープし、二人とも無事に年末の帰省はできそうで安心。
コロナにやられる前に読んでいた2冊の感想文書きます!
・強く、恋をして生きる
まずは、尾形真理子さんの「隣人の愛を知れ」です。
最寄り駅に新しくできた本屋さんを覗いているときに、そういえばSNSで話題になっていたなと思って買った本でした。
尾形真理子さんの本初めて読んだけど、よかった!
あらすじは上記ですが、読み終わってからは、「女性として生まれた自分、強く、自分の足で決断していこうな!」みたいな、色々と厳しい現実があったとしても爽やかに意地を張って前を向きたい気持ちになりました。
あまり書きすぎるとネタバレになったり、せっかくの面白い構成を台無しにしてしまいそうなのだけれど、6人の女性の中でも青子さんが私は大好きだった。
ああいう強かな女性、みんな好きになってしまうでしょ。自分も青子さんみたいな女性になりたいと少なくとも私は感じました。
女性という性別に疲れた時に改めて読みたい1冊になったな。
・違う角度から見る家族
もう1冊、読んでいたのは、萩原浩さんの「海の見える理髪店」でした。
久しぶりに短編集読んだな。
家族について、をメインに6つの話があるわけだけれど、私は特に「いつか来た道」が好きでした。
自分の視点からしか見ること、感じることができない母親について、母親は本当はどんな人物だったのか、どんな思いを自分に抱いていたのか、読みながら少しづつ分かっていく時間が愛おしくて、何故か涙が出るようなお話でした。
萩原浩さんの本も初めて読んだけれど、他の本も探してみたいと思いました。
今週はこんな感じ。
2022年も残り1週間まで来たけれど、あと1冊くらいは読めるかな。
明日から残り3日間、1週間ぶりに会社に復帰するけれど、通勤の体力くらいは残っていてほしい気持ちやら、あと3日くらいならこのまま休みたかったような気持ちやら、色々と考えている日曜夕方です。
おしまい!