風邪をこじらせ、琵琶湖クルーズを断念…
連休後半の5月5日から調子が悪く、軽い風邪の症状があったが、TWSCの2次審査や、コニサー教本の中巻、スコッチ編の校正作業があり、まったく休む間もなかった。考えてみれば正月3日から、ここまで1日の休みも取れず、フルスロットで仕事をやってきたが、さすがに無理がたたったのかもしれない。
連休明けの5月7日からは連日4~5件のミーティング、さらに会食も入っていて、処理しなければならない案件に忙殺されていた。コニサーのエキスパート試験や、コニサー教本の改訂版のミーティング、さらに外部の原稿や琵琶湖クルーズ、ウイスキートーク福岡、6月下旬の大阪フェスや、その後7月上旬のアイルランド取材と、連日決めなければないことが数十件あり、ほとんどアタマはパンク状態。そこに次号のガロアのミーティングと、その取材。さらに一般社団法人、日本ウイスキー文化振興協会の立ち上げのためのミーティングも重なり、病院に行くのが遅れてしまった。
ヤバイと気付いたのが9日の木曜で10日朝病院に行って薬をもらったまではよかったのだが、その日の昼過ぎから38-39度の熱が出てダウン。コロナは一応陰性だったが喉から鼻にかけて炎症をおこしていて、絶えず鼻水やたんが出る。せきはそれほどでもなかったが、さすがの高熱に体がシンドク、金曜は正月以来、初めて休むことに。11日の土曜日は琵琶湖クルーズのため大津に前泊する予定でいたが、土曜の朝になっても熱が下がらず、昼前に大事をとって行くことを断念。そのことをスタッフでフェス担当のYさんに連絡し、急遽対応してもらうことにした。
まさに断腸の思いだが、38度近い熱がある中での移動はキツイ。参加してくれるウイスキーファンや出展者には本当に悪いが、その後もスケジュールが満載で気を抜けない日々が続くので、ここはワガママを言って、行くことを断念させてもらった。本当に申し訳ないと思っている。自分自身の体力・気力を過信していたわけではないが、いつも何とかなっていたので、今回も乗り越えられると、タカをくくっていた。しかし、疲労が私が考えていた何十倍、いや何百倍にも蓄積されていたのだろう。自分でいうのも何だが、まさに鬼のカクラン、である。自分が鬼だとは思っていないが…。
結局、この3日間は病院に行ったくらいで一歩も外に出ず、ただひたすら回復につとめることに。昨日日曜の昼頃には熱も下がったので(ようやく抗生剤がきいてきた…)、コニサー教本の校正を再開。とりあえず、8割くらいまで第一回の校正を終了させ、一社設立の案件を詰める作業を開始する。私自身にあまり、ゆっくりする時間はなさそうだ…。ジャパニーズウイスキーの定義の法制化、それだけはなにかなんでも実現させたいと思っているからだ。