久しぶりの学習院とマクアケ、さらにTWSCの座談会…
相変わらずガロアの原稿執筆、その校正、編集作業と、TWSCの公式ガイドブック、洋酒・焼酎の原稿、校正、編集作業に追われている。毎日、朝7時くらいから校正、原稿執筆をして、昼すぎにウイ文研事務所に行き、午後は他社とのミーティング、社内ミーティング、さらにテイスティングが続いている。
そんな中、20日の木曜日には夕方6時に学習院大学に行き、桜友会の月例講演会に出席。実はこの日は英国大使館に行く予定もあったが、学習院のほうを優先させた形だ。桜友会の月例講演会は私も過去に3回ほどスピーカーを務めたことがある。今回は日本酒の歴史やその文化について、学習院のOBで、山形米沢藩の上杉さんが講師を務めるということで、10年ぶりくらいに行くことになったという訳だ。
上杉さんはもちろん、戦国の武将、上杉謙信の末裔で、日本酒の研究者でもある。私より2学年くらい上で、在学中はお会いしたことはないが、上杉さんの書かれた本については知っていた。その講義の内容は日本酒の発祥、そしてその歴史ということで、なぜ蔵元では松尾さま、松尾大社をまつるのか、奈良の平城京跡には、当時の官営酒蔵があることなど、大変興味深い話ばかりだった。その写真を見せてもらったが、まるでスコッチのリンドーズのような石造りの遺構で、ぜひ平城京に行ってみたいと思った。
翌21日の金曜日は、一社のクラウドファンディングについて、マクアケの担当者と、私、そして評議員をまじえてミーティングを行う。とりあえず7月1日に正式に発足する一社の日本ウイスキー文化振興協会の活動資金をクラウドファンディングで集めようということになったもので、その立ち上げの時期、返礼品などについてアイディアを出し合った。当面は、ウイ文研のグラバーボトルを中心に、返礼品を用意したいと思っている。たとえば、その10本セットとか、ミニボトルのセットとか。それ以外にも10種類くらいを用意しようと思っている。
と、一社のミーティングも日々待ったなしだが、22日の土曜日はTWSCのガイドブック、洋酒・焼酎編の2冊の巻頭座談会をやってしまう。例年、これは分けてやっていたが、今回は私自身が7月上旬の2週間、アイルランドに行って不在になるのと、今週末に2日間大阪フェスがあるため、無理を言って1日で2つの座談会をやることにしたのだ。
まずは、洋酒の座談会ということで私を含めて9名の実行委員、テイスターが集まり、特に今回のベスト・オブ・ザ・ベストについて話し合う。途中、8~10種類のボトルを飲みながらの座談会となり、3時前に終了。そのまま30分の休憩をはさんで、今度は焼酎・泡盛の座談会で、メンバーは半分が入れ替えとなり、やはり私を含め9名で行うことに。ここでも5~6種類の泡盛・焼酎を飲みながらの話し合いとなり、洋酒からスタートして、結局15~16種類の、それもハイアルコールのウイスキー、焼酎、泡盛を飲んだことになる。それでも5時には無事2つの座談会が終了し、そのまま居酒屋に行き、そこでもレモンハイボールを2~3杯。さすがに飲みすぎて、帰ってそのままテレビを見ながら、ソファで寝てしまった…。
で、昨日の日曜日は朝から再びTWSCガイドブックの原稿、さらに大阪フェスのカバランセミナーの準備、そしてフェスが終わったら、すぐに出発となるアイルランド取材の準備におわれてしまった。