らーめん再遊記がどうやっても面白い

書きかけの記事があるんだけど、それより先にこれを書いてしまうくらいに。

この巻で牡蠣を使ったラーメン対決にも決着がつき、芹沢さんらしいヤンチャも見せて、ベジシャキ豚麺堂編が終了。
ボリュームを上げて手っ取り早く利益を出せるサイドメニューを絡めて、ますますラーメン経営ノウハウ本みたくなってるけど、なるほど面白くまとめたなー、と思う。Twitterでバズりそうな言葉もそれなりにありそうだけど、昔ほどドヤ顔じゃないからなぁ。

で、新しい舞台になり、先の編で再開した有栖の紹介で、地方大学の講師をしてる芹沢さんという、なんともお似合いな構図からスタート。
意外というか、まさかというか、今回の表題テーマが自販機のラーメンだから驚く。

近年、ロードサイドの買い物事情が異様なほどに改善され、ハザード時には緊急避難やデポの役割まで任される程の流通路を確保した、物流の王コンビニエンスストア。
片や、コンビニの多彩さに押しやられ、マニアしか集わない存在となってきた、各種フード自販機を擁するドライブインを見るに、既に「面白いもの」としての価値しか無いように見える。
この販売形態でどういうノウハウが出てくるのかなー、と楽しみである。

画像は、相変わらず人をやり込めてビールが美味い芹沢さん。
シリアスからギャグまでやるとか無敵かよ。