間違いは宝物
以下は音声内容をテキストに要約したものです。
今回は「間違いは宝物」というテーマで話をしていきます。
小学校の時によく先生に言われていた言葉の一つに「間違いは宝物」というのがあったんですが、今思うと本当だなと改めて感じました。
先日、組織心理学者のアダム・グラント氏が書かれた「THINK AGAIN」という本を読んだんですね。
この本は、これまでの考えを改める、つまり再考の大切さを説いています。再考が大切だということを強く伝えてくれる本でした。
自分はアダム・グラント氏の本を2冊読んでいて、過去に「GIVE & TAKE」と「ORIGINALS」を読みました。
「THINK AGAIN」も非常に示唆に富んでいて、自分の考えを改めるきっかけを与えてくれた本でした。本当に買って読んでよかったです。
この本の中に、ダニエル・カーネマン氏とのエピソードが載っていました。
ダニエル・カーネマン氏といえば、経済学者でノーベル賞を受賞した方です。先日亡くなられたのは本当に残念です。
そんなカーネマン氏が言った言葉の中に、「自分が何かを学び得たかどうかを知る唯一の方法は、自分の過ちを発見することだ」とありました。
これはまさに「間違いは宝物」ということだと思います。
カーネマン氏は、アダム・グラント氏のスピーチを聞いた後に、自分が間違っていたことをグラント氏に嬉しそうに伝えたそうです。
カーネマン氏がもともと思っていたことが、グラント氏のスピーチによって覆され、それを喜んだというわけです。
ノーベル賞を取るような方でも、自分の間違いを喜べるということに驚きました。
だから、自分も間違いや失敗、過ちを喜べる人間でありたいと思いました。
もちろん、法律違反やルール違反は失敗や間違いとは違いますが、自分のこれまでの価値観や考え方に対して、違っていた時にそれを喜べる人間でありたいです。
自分も「THINK AGAIN」を読んで、「あれ、違ったんだ」と思うことがいくつもありました。
もともと「絶対こうだ」と思っていたことが覆されたのです。
それはまた別の機会にお話ししようと思いますが、まずは「THINK AGAIN」という本が良かったということを伝えたいです。
再考の大切さを説いてくれるこの本、そしてダニエル・カーネマン氏のエピソードを通じて、偉大な人は謙虚であり、自分の間違いや失敗もウェルカムなんだということを感じました。
参考になれば嬉しいです。
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私はかつて「めっちゃ良い」と思い、愛用していましたが、今は一旦やめました笑
愛用をしていた時期に書いたAmazon Audibleに関する記事はこちら
↑て思っていたけど、やめるに至った経緯を綴った記事はこちら
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