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【書評】山崎元さんの「経済評論家の父から息子への手紙」から学ぶ、お金・仕事・幸せの秘訣

こんにちは!今回は、最近読んだ本の感想と、そこから得た学びについてお話しします。

はじめに

先日、山崎元さんが書かれた「経済評論家の父から息子への手紙」という本を読みました。

山崎さんといえば、ホリエモンとNewsPicksで複数回対談をしたり、一緒に本を出版したりしている有名な経済評論家です。

残念ながら今年1月に65歳で亡くなられましたが、この本は18歳の実の息子さんに宛てた手紙がベースになっています。

お金の稼ぎ方、増やし方、働き方、そして幸福論について書かれており、息子さんへの手紙形式なので非常に読みやすい内容でした。

本書から学んだこと

1. お金の稼ぎ方

山崎さんは「昭和の働き方はダメだ」と明言しています。医者や弁護士のような専門職でも、結局は時間の切り売りにすぎないと指摘。

代わりに、こんなアドバイスをしています:

  • 適度なリスクを取ってベンチャー企業で働く

  • 起業に挑戦する

面白いのは、「今はクビになるリスクが昔より低い」と言っていること。だからこそ、挑戦する価値があるというわけです。

2. お金の増やし方

さすが長年金融業界にいた方だけあって、株式運用についての説明は非常に納得感がありました。

具体的な戦略については本書をお読みいただくとして、私にとっては「なるほど!」と思える内容が多かったです。

3. 働き方のコツ

山崎さんの経歴が本当に興味深かったです。

  • 副業歴30年以上(!)

  • 転職12回

当時としては破格の経歴ですよね。そんな山崎さんが提唱する働き方のコツが、「一分野2年」ルールです。

自己投資の分野は一分野2年、2年コミットして秀でなければ向いていないと判断して次のフィールドに行く

これには目から鱗が落ちました。確かに、今の時代は変化が早すぎて、一つの分野だけに固執するのは危険かもしれません。

例えば、プログラミングのスキルも、今や生成AIに取って代わられつつありますからね。

4. ワークライフバランスについて

意外だったのは、山崎さんが「ワークライフバランスはほどほどに」と言っていたこと。

理由はこうです:何かに秀でるためには、他を捨ててでもそれにコミットする時期が必要だから。

確かに、1日10時間投資する人と5時間投資する人では、1年後には大きな差がつきそうです。これは自分も見直す必要があるかも...と思いました。

5. 幸福論

最後に、山崎さんの幸福論。これが本当に印象的でした。

幸福を決めるファクターは一つ。それは「自分が承認されている感覚」(自己承認感)だ。

しかも、この「承認」は会社だけじゃなくていいんです。趣味の世界でも、どんなコミュニティでもOK。

だからこそ山崎さんは、「複数のコミュニティに所属しろ」と言っています。会社だけだと、出世した人しか認められない。

でも、複数のコミュニティがあれば、自分の居場所や輝ける場所を見つけやすくなるというわけです。

まとめ

正直、この本には「なるほど!」「そうだよね!」と思える話がたくさんありました。特に:

  1. 2年ルールで新しい分野にチャレンジする

  2. ワークライフバランスも時と場合による

  3. 幸せは「承認される感覚」から来る

この3つは、すぐにでも実践したいと思います。

みなさんも興味があれば、ぜひ読んでみてください!本のリンクを下に貼っておきます。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。この記事が少しでも参考になれば幸いです。良い一日を!

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